気持ちが悪くない日本語

ymksk
気持ちが悪い日本語は気持ち悪い日本語とどう違うのか。
記事のリードにリストの一覧を読む読者から気分が悪くなりましたという意見があったそうだ。
気分が悪くなったので気持ちが悪いのだろうか。

それでは気持ちが悪くならないためにはどうすればいのか。気持ちが悪くならない日本語を記事が説明しているわけではない。

それで気持ちが悪いのだが、このアンケートに何を求めているのだろうかと思う。

たとえば、1000円から預かりますについて、投稿者が、これはアンケートの回答にあったのだろうか、レジに立って使ってみて表現の有効性を実感したというのがあるから、これはこれでいいのだと言っているようなもので、この記事の言いたいことはおしまいである。
それを1000人中845人も気持ち悪いということだったら、レジの内側とこっちで齟齬があるのだからそこを直すようなことを言ってもよさそうなものだ。

ちなみに、どうも回答を求めるのに、気持ち悪い、と聞いたようなので、気持ちが悪くなるという見出しは、冒頭の気分が悪くなった人をあえて見出しにしたことだから、この全体の記事の気持ち悪さとはそこにあるようだ。

解決に考えてみよう。

10000円からお預かりします、というのは、サービスでレジが遠くて客のところから会計を受け付けるときにトレーにでもお札を載せて使われだした店での言葉だと思えば、当然、次はレシートをもってお釣りを載せてくるわけだから、預かったままになる、それを10000円をお預かりしますと、~を といっても同じなのでその意味合いだとすぐにわかる。

10000円を預かります、お釣りをお持ちします、
10000円からお預かりして支払い分のお釣りをお持ちします、お支払いを承りました、
というような場面で、なかの、10000円から預かります、と端的に言って、会計をしたのだろうと想像する。


この流行がどこから始まったのかは詮索するまでもないが、相手との距離で、1000円からのお支払いですね、お預かりします、お釣りです、というようなことであるとおもえば、払う側は、1000円を預かります、と言っているとわかるわけだから、それをそのままにしないで、1000円からのお支払いを預かります、と聞いている。気持ちが悪いわけがない。記事にあった1000円丁度の場合にはおかしいと言っているのだが、これも預かって丁度の支払いを済ませて、お釣りはありません、レシートをどうぞお渡しします、ということのようであるから、まず預かったことには変わりがない。


ところでこれは前には、頂戴します、とか言っていたことがあって、それでは違うだろう、お釣りがあるだろうというようなことでもあったか、頂戴はおかしいので、預かりますと言い換えて、さらに、もっていってしまうわけだから、支払相当を頂戴するような表現である。

さて気持ちが悪くならない日本語について言葉足らずなのだから言うべきは言うというのが日本語である。
次のような意味を付け足した表現だと心得てはいかが。

1 1000円から預かります。お釣りがあります。
2 全然似合いますよ。とてもよくお似合いです。
3 ギターの音がみみにさわります!さわりがいい。
4 来年もよろしくお願いしておきたく重ねてお願い申します。
5 わたし的には、気持ち的には、OKです。
6 受付で主催者からの品をお受け取りください。
7 以上でご注文はよろしいでしょうか。
8 コーヒーでいいですか。カフェインは大丈夫ですか。
9 やばいよ、それくらいにおいしい、この味 
10 わからないじまいです ← わからずじまいです → わかりじまいです

さすがに最後の例は、ねむらず、たべず、しゃべらず、など、せず を言うか言わないか。
これは語が壊れてしまったようなことで、ねむらじまい たべじまい しゃべらじまい とか、その定着した用法にはならないだろう。