学問の不自由
危なっかしい風潮を醸す。菅さんの、法政大学出で、その出身校の現総長が意見する。これは見過ごせないと、どうだというのか。大学サイトで公式表明をして、その理由に、研究の質、とある。そして宣言する表現は、揺れる。
>研究者の研究内容がたとえ私の考えと異なり対立するものであっても、学問の自由を守るために…
賛成せずとも支持をするような意見を容認するというのは、大学の伝統に照らして、理解できない。学問の不自由、この謂いをもって、世間に同調を代弁するようになると、学者、研究者の世界は何を目指すことになるだろう。
菅首相母校・法大の田中優子総長が声明 日本学術会議問題は「見過ごすことはできません」
2020年10月5日 19時37分 J-CASTニュース
>法政大学の田中優子総長は、日本学術会議の新会員として推薦された研究者6人を菅義偉首相が任命しなかった問題をめぐり、「見過ごすことはできません」と抗議する姿勢を大学の公式サイトで示した。
>田中総長は5日、法政大学の公式サイトを通じ「日本学術会議会員任命拒否に関して」と題した声明を発表した。田中総長は、会議が戦時下の科学者の戦争協力への反省から設立され、その「独立性」「自律性」を日本政府と歴代首相も認めてきたと説明。会員は「各分野における国内でもっともすぐれた研究者」で、学術の発展において大きな役割を果たしているとし、
「内閣総理大臣が研究の『質』によって任命判断をするのは不可能です」
と主張した。
> 「この問題を座視するならば、いずれは本学の教員の学問の自由も侵されることになります。ま た、研究者の研究内容がたとえ私の考えと異なり対立するものであっても、学問の自由を守るために、私は同じ声明を出します。今回の任命拒否の理由は明らかにされていませんが、もし研究内容によって学問の自由を保障しあるいは侵害する、といった公正を欠く行為があったのだとしたら、断じて許してはなりません」
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