日本語の発音について その8
日本語の単音
日本語のひとつの音の意識がカナ文字にあるととらえてきた。その音は次のようにしてみると弁別される。音環境を同じにして、あま、かま、さま、たま、なま、はま、まま、やま、らま。この発音は、尼、窯、様、玉、生、浜、儘、山、ラマ、の意味を表す。それぞれ語頭音を取り出して、五十音図の、カ、サ、タ、ナ、ハ、マ、ヤ、ラなどを取り出す。
これをさらにローマ字で書いてみると、同じ作業で次のようになる。ama、kama、sama、tama、nama、hama、mama、yama、rama、この発音から、amaという音環境で取り出された音は、k、s、t、n、h、m、y、rなどである。同様の作業を対にして、kakeru/wakeruとしたような場合にも、k、wの音を取り出すことができる。これを、最小対立という。
音韻論の音素は音声学の単音として音声科学のとらえ方で説明される。調音音声学は発音方法を調音の部位、これを調音点とも言う、口の各部分名称を用いてあらわす。軟口蓋閉鎖音k/g、歯茎摩擦音s/z、歯茎破裂音t/d、歯茎破裂鼻音n、両唇破裂音p/b、両唇破裂鼻音m、この調音方法を口の断面図を用いて日本語発音を確かめてみるとわかりよい。
/h/の音は声門音である。は行のうち、ハ、へ、ホは、のどから音を出す。ところが、ヒは硬口蓋摩擦をしているので調音法が異なる。フは両唇摩擦を軽くする。唇歯音fになると外来語音となる。声門音はのどから息を出すようにして調音をする。言語によっては使わないので、日本語発音の習得には声を出して、ァハッハッハアハアーと練習するとよい。
/t/の発音は、た行のうち、チとツの音に日本語発音の特徴がある。ヘボン式ローマ字のch、tsと表す音は、破裂して摩擦する調音をしているので、とくに破擦音と言う。二重子音の発音と解釈される。/s/の発音で、さ行のシの音についても、/sh/と表すので、歯茎摩擦/s/が口蓋化を起こし舌が後ろへ引き上げられた摩擦音である。い段音の口蓋化現象である。
/r/の発音は巻き舌音として、ら行のリとルにあらわれる。しかし、ラ、レ、ロの発音は舌が口中で撥ねるようにして調音しているので、弾き音としての特徴がある。ら行は流子音としてとらえられる。日本語発音を子音母音の組み合わせでローマ字表記するときに、訓令式で音素を代表し発音とすることがあるが、シ、チ、ツ、ラレロなど、注意がいる。
日本語の母音は基本母音の図にあるi、e、a、o、uをそれぞれ結ぶと、逆三角形の頂点a、上辺になるiとuを結ぶ形になる。上辺のuは円唇を位置とするので、東京方言のウを少し中よりにして、i―――w―(u)とする。非円唇をwで代用、正しくはmを反対にして書く。母音三角形は変形して、e、oはそれぞれの辺の中点、a――oからwに左折れとなる。
日本語のひとつの音の意識がカナ文字にあるととらえてきた。その音は次のようにしてみると弁別される。音環境を同じにして、あま、かま、さま、たま、なま、はま、まま、やま、らま。この発音は、尼、窯、様、玉、生、浜、儘、山、ラマ、の意味を表す。それぞれ語頭音を取り出して、五十音図の、カ、サ、タ、ナ、ハ、マ、ヤ、ラなどを取り出す。
これをさらにローマ字で書いてみると、同じ作業で次のようになる。ama、kama、sama、tama、nama、hama、mama、yama、rama、この発音から、amaという音環境で取り出された音は、k、s、t、n、h、m、y、rなどである。同様の作業を対にして、kakeru/wakeruとしたような場合にも、k、wの音を取り出すことができる。これを、最小対立という。
音韻論の音素は音声学の単音として音声科学のとらえ方で説明される。調音音声学は発音方法を調音の部位、これを調音点とも言う、口の各部分名称を用いてあらわす。軟口蓋閉鎖音k/g、歯茎摩擦音s/z、歯茎破裂音t/d、歯茎破裂鼻音n、両唇破裂音p/b、両唇破裂鼻音m、この調音方法を口の断面図を用いて日本語発音を確かめてみるとわかりよい。
/h/の音は声門音である。は行のうち、ハ、へ、ホは、のどから音を出す。ところが、ヒは硬口蓋摩擦をしているので調音法が異なる。フは両唇摩擦を軽くする。唇歯音fになると外来語音となる。声門音はのどから息を出すようにして調音をする。言語によっては使わないので、日本語発音の習得には声を出して、ァハッハッハアハアーと練習するとよい。
/t/の発音は、た行のうち、チとツの音に日本語発音の特徴がある。ヘボン式ローマ字のch、tsと表す音は、破裂して摩擦する調音をしているので、とくに破擦音と言う。二重子音の発音と解釈される。/s/の発音で、さ行のシの音についても、/sh/と表すので、歯茎摩擦/s/が口蓋化を起こし舌が後ろへ引き上げられた摩擦音である。い段音の口蓋化現象である。
/r/の発音は巻き舌音として、ら行のリとルにあらわれる。しかし、ラ、レ、ロの発音は舌が口中で撥ねるようにして調音しているので、弾き音としての特徴がある。ら行は流子音としてとらえられる。日本語発音を子音母音の組み合わせでローマ字表記するときに、訓令式で音素を代表し発音とすることがあるが、シ、チ、ツ、ラレロなど、注意がいる。
日本語の母音は基本母音の図にあるi、e、a、o、uをそれぞれ結ぶと、逆三角形の頂点a、上辺になるiとuを結ぶ形になる。上辺のuは円唇を位置とするので、東京方言のウを少し中よりにして、i―――w―(u)とする。非円唇をwで代用、正しくはmを反対にして書く。母音三角形は変形して、e、oはそれぞれの辺の中点、a――oからwに左折れとなる。
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