思いのまにまに / 現代日本語百科の人気ブログ記事

  • シソーラス

    意味の分類はシソーラスまた類語辞典としておこなわれた。これは作文のための表現辞典になる。 分類語彙は何のために行われるか、翻訳のためである。日本語大語彙の編集が行われたのも、起こりはそうであった。 語彙に彼我の意味の領域を対照することになる。 これについて日本語は漢語を取り入れたときにすでに学んだ... 続きをみる

  • 意義分類

    いくつかの語がまとまる、それは語の形態、意義、職能でまとまれば文法の品詞を見ることになる、また意味の連想による語を星座のように配置をすれば語の星図となる、さらに類義語による語の部類ができる、こうして語のまとまりをとらえることは行われてきた。 なかでも、いくつもの漢字意義分類体辞書、漢語を意味分類す... 続きをみる

  • 語彙体系

    語の体系は語彙となって構造を持つととらえられた。 語彙体系ということなのだが、それは構造体だとなると、どのように語のまとまりを見ることになるか。 いわく、親族語彙、色彩語彙、温度形容詞語彙など。 そのまとまりはそれぞれに語と意味の関係を広げて体系を求めることになるから構造でなければならない、という... 続きをみる

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  • 理解語彙、使用語彙

    語彙を見て、日本語の語をいくつぐらい、理解語彙にし発表語彙にしているのだろうか。日本語では表現と理解を対比させるので、表現語彙ともいう。 英語語彙について学習のサイトに英米人の語彙数とあって、理解語彙 passive vocabulary と、使用語彙 active vocabulary について... 続きをみる

  • 語、意味、意義、語彙

    意味、意義、この語の意味の違いは、意についての味と義との違いである、というふうに説明を始めることは、それぞれの単語の成り立ちを熟語として見ている限り、単語を語に分解することになるから、単語は単語であって分解できないから、語に分けるとはどういうことか、という突っ込みもありそうであるが、文字を言葉とし... 続きをみる

  • 源氏語り 30

                                   プレリュード   桐壷が光る君の誕生と青春期を描き出すプレリュードの位置づけであることがわかる。 前奏に等しく、それは静かな語り口に秘められた情熱があり、光源氏と言われた由来を知るにふさわしい記述である。 そこに歴史を語るかのように悲劇... 続きをみる

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  • 源氏語り 27

      ある要覧のこと        桐壷帝の桐壷更衣との系図も本来なら存在しないことになる。 ははき木の巻から若紫の巻まで語られるのは光る君のことであり、故御息所、なきみやすんどころと呼ばれる人は、思いで語りに素性が明 かされるだけとなる。 そもそも女御、更衣という身分が何で、その身分制度のなかでの... 続きをみる

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  • 源氏語り 26

     後宮   物語の背景を理解するために、歴史と時代、風俗、習慣、因習などを含めた社会のあり方が、いあまなら問われるであろう。 この系図にあらわされた当時の状況はそれなりに、社会のようすをうかがわせる。 江戸時代の学者あるいは読者にとってみれば、はたしてどのような解釈があったか、そしていまのわたした... 続きをみる

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  • 源氏語り 23

     年齢   源氏家系図であるうえに物語の人物関係を示す。 かなり複雑な線に出来上がっている。 この時代の婚姻の形態を表すものであるからだ。 王族がそうであったかどうか、貴族には通い婚を前提とする婿入りを当時には説明する。 それはまた一夫多妻制としていわれるが、宮廷を取り巻く作中人物の相関図でもある... 続きをみる

  • 源氏語り 22

      系図   源氏物語には系図が添えられる。 物語を読むに、わかりよいからである。 源氏物語系図として、物語だけの系図研究が行われた。 そこには、ふつうには作中人物の関係がみてとれる。 系図は各家系を皇族、大臣、殿上人、受領と並べ、略歴を簡単につける。 ふるいもので、十一世紀以来、まとめられてきた... 続きをみる

  • 源氏語り 21

     因果   藤壺の宮のところで管弦の遊びなどをなさっている。 そこへ帝が若宮を抱き上げて出てきたのである。 この物語りのクライマックスであった。 筋立てを追い、物語を読み、そう思う、それは知らない、知らされない場面でもある。   れいの、中将の君、こなたにて御あそびなどし給に、いだきいでたてまつら... 続きをみる

  • 源氏語り 19

     絵巻      源氏物語絵巻は、隆能源氏 たかよしげんじ と呼ばれる。 その制作は十巻本本と推定されている。 色紙に詞を寄り合い書きで執筆した経緯から製作工程も同様の見方を立てる。 隆能源氏と二十巻本源氏物語絵巻の関係を次のように捉える。 伝達者、詞筆者、絵筆者を省略。 発議者 白河上皇、鳥羽天... 続きをみる

  • 源氏語り 14

      場面 親の心 解釈をどうするか、注釈書が作られて、苦心をしてきた。 原文をまず、感性を働かせて読んで見るとよい。 歴史、社会、地域、民族、倫理、宗教と、もろもろの背景を考える。 そしてなにより、言語の感覚になる。 言葉が簡単でないむきには、やはり辞書を頼りに読み解くのが一番である。 それにすこ... 続きをみる

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  • 源氏語り 13

    徳川美術館で企画特別展が行われる。 開館80周年で国宝源氏物語絵巻を一挙公開する。  (以下、この記事は2015年11月15日に) 12世紀前半に白河院、鳥羽院を中心とした宮廷サロンで製作されたというものである。 >現在、尾張徳川家伝来の蓬生(よもぎう)、関屋(せきや)、絵合(えあわせ)、柏木(か... 続きをみる

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  • 源氏語り2

      愛の葛藤の物語    すくせは、前世または前世からの因縁である。 語ること、それを語ることそのものが、すでに宿世であった。 光る君のその前世にあったものは人の愛である。 天あるいは王の、帝の愛であった。 源氏物語のテーマが愛の葛藤であるなら、それは読者に許されない愛でもあった。 その物語の主人... 続きをみる

  • 11年前のこと

     リマインダーが知らせる。平常心は仏教の言葉である。その実践は、平常心を保つことである。コミュニケーションにおいて、対他に表れる平常心とは、無為である。呼びかけるから、応える。呼びかけなければ、あるのは気心である。平常心を持つのは自分である。  研究留学は1999年のことで、南開大学中文にやってき... 続きをみる

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  • 源氏の物語

      2013-08-30 | 源氏語り   私説 源氏語り  光る君の物語 源氏物語には光源氏と呼ばれた主人公がいる。 呼称は物語展開の当初、源氏の君、光る君であった。 名前が源氏の某となるべく、その名は伝わらない。 つまり、源なになにであるかが、それがわからない。 光源氏と呼び、光るを、男児に付... 続きをみる

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  • 源氏の物語 20

    人はそれと知る。 原文引用は、 First updated 09/20/1996(ver.1-1) Last updated 05/06/2015(ver.3-1) 渋谷栄一校訂(C)  藤壺の宮、悩みたまふことありて、まかでたまへり。上の、おぼつかながり、嘆ききこえたまふ御気色も、いといとほしう... 続きをみる

  • 源氏の物語 18 梗概

     源氏物語の梗概  3世代にわたる。それは各巻ごとに展開すれば、首巻と巻袖に物語のすべてが象徴される。そう読むのは54帖を一つの作品とみるからである。  源氏物語の巻き巻きは独立して物語となり、そのいくつかが物語の展開となって連鎖して時空を超えてつながりあっていく。注釈は並びの巻を編み出した。それ... 続きをみる

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  • 源氏の物語 17 王室

     源氏物語は皇室のできごとである、と、庶民はとらえる。皇室は王室であり、宮廷である。サロンのなかで文学が行われたとみることである。    その皇室にあってはならぬことがあったと庶民は源氏物語で思う。そのことばには不義、密通という語が用いられて、語り伝えることとなる。  それは後世の通念をもってして... 続きをみる

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  • 源氏の物語 13 ふるきふみのこと

     源氏物語を難しいという。難しさはどこにあるか。  古典文学のことである。日本文学の古典が古典であること、そのものの捉え方にある。  古典が古典であるとは何を意味するか。難しいとすればそれを解き明かさなければならない。  古典を通常、古い時代に著された、立派な内容の書物とすれば、その立派さが問われ... 続きをみる

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  • 源氏の物語 12 構成

     源氏物語は長編の物語である。そしてその筋立てから、主人公とする光源氏の生涯とその後の物語と受け止められる。  それは54帖を一つの作品として前半部と後半部の分け方をする。ごく普通に読み取ると、そこで物語が主人公の世代から次の世代へと変わる。  それに対して3部構成を唱える読み方が行われた。源氏の... 続きをみる

  • 源氏の物語 6 むらさき

       源氏物語の作者を紫式部とする。その名を紫とするのは、紫にゆかりがあると伝えられていることからである。巻の名に若紫があり、紫の上となるその人の、ゆかりである。物語の呼称を、紫の物語としたという捉え方があり、その時代に作者を紫とする、あの物語を書いている、紫を書いている人、といったことが、宮廷サ... 続きをみる

  • 源氏の物語3 ものをかたる

    源氏の物語りは文学である。物語文学として、この前も、この後にも、作品が、歌物語、伝奇物語、歴史物語、擬古物語、戦記物語、説話物語などとならぶ、作り物語といわれる源氏物語のその以前にも、その以後にも、日本文学の特徴に物語となるもので、源氏物語を超える作品はない。古典文学の最高峰にある。源氏物語が、も... 続きをみる

  • 源氏の物語

    10年前の記事から。 2015-11-21 徳川美術館、蓬左文庫会館80周年記念特別展に出かけた。 連休の初日とあって、休みに合わせて、みんながここに来るわけはないのだろうけれど、観光バスを仕立てて鑑賞に来る人がいて、展示室には二重、三重の人垣であった。 全点一挙公開として、五島美術館の所蔵と個人... 続きをみる

  • 疾風怒濤のころ

     青春の疾風怒濤の時期を経て、受験生から家業見習いはセールスマンを経て受験生に舞い戻って大学生になった。そのまま大学院に進学し、車との縁はなくなった。それから10年、研究の道に進む。その後一生続くことになる。読書と思索とに明け暮れた。学園紛争が起こり1960年代のあおりは大学の封鎖と改革の騒動で、... 続きをみる

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  • 治癒する

    これは寛解か、あるいは予後か。医学的には寛解、Remission という語を用いるのは、これは永続的であるか一時的であるかを問わず、病気による症状が好転または、ほぼ消失し、臨床的にコントロールされた状態を指すと解説がある。  国立国語研究所「病院の言葉」委員会 『病院の言葉を分かりやすく:工夫の提... 続きをみる

  • むなし 思い出を綴る 2

         2年前のその日、ひとつの命をおくる。病室は相部屋であったので、カーテンで仕切られた窓側のコーナーに、ベッドにしばりつくように寝ていた。食事はさだめられたとおりに摂って日に日に体力の回復を見る。動けないのだけは苦労した。とにかく首をつっぱって背中を浮かすしかない。全身突っ張って痛いのだから... 続きをみる

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  • むなし 思い出を綴る

       むなしき 生きていくには欲がいると気づいた。手術を受けて回復を図るときの思いだ。これは人生で2度目だから、よくよく救われない、いや二度も生き返った思いか。18のときと47年を経てのいま、いずれも、15から50年を数えることになる。体を慣らしてふと、気づくのである。欲という字義は、字通によれば... 続きをみる

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  • あいさつ

    こんにちは ブログmuragonblogにやってきました。 初めてです。よろしくお願いします。日記を選びました。 思いのまま、おもいのまにまに投稿しますので、どんなふうになることやら。 あらためまして仲間入りになりますので、お付き合いをくださると幸いです。 儘、間々、まま、というので、気楽に時々、... 続きをみる

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