20060330 通信官

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怖いニュースだ。
ミュンヘンという映画を見てさらに公開される国策スパイの何たるかを知るときに、自分国が例外でないことを知らなければならない。
遺書を入手したとの読売新聞のトップ記事だ。
2004年5月に在上海領事館の館員が自殺した事件である。

自殺する1日前の日付で2004年5月5日、パソコンで作成されていた。
外務省は情報公開をしなかったために事件が当事者の身の上に何が起こっていたかを知る由もなかったのだが、この遺書を文書として見ると、その事実にはまぎれもない諜報活動の実態を思わせる様相がある。
日本を売らない限りわたしは出国できそうにありませんので、この道を選びました、と記すのは悲痛である。
館員は総領事館と外務省のあいだでやり取りをする通信官だった。