20051218 雪雪雪、寒波襲来
雪の朝となった。
日が出てきたので積もった雪が解け始めた。
30年ぶりの平均気温の低さだという。
3.9℃の差は大きい。
12月18日付中日新聞のコラムで、ブッシュと小泉、構造改革の底流、と題する上編で、見出しが、米業界が圧力、簡保民営化の異例の言及、という記事を載せた。
内容は米生命保険協会会長が2004年3月にブッシュに書簡を送り日本の簡保を民営化したときに政府の支払保証を廃止して民間生保と同一の生保条件とせよと小泉に促せというものを受けて、2005年11月京都での日米首脳会談が、きわめて異例の申し入れがあったというもの。
すでにアメリカ生保はニッポンで成功を収めつつあったから簡保の民営化に市場性と外国生保に不公平がないように求めてブッシュを動かそうとしたのだった。
小泉さんは郵政民営化を進める中で、外国の企業にも同等の条件を与える、と答えたとコラムの末尾で結んでいる。
米生保協会、ACLI、は米国の生命保険会社の75%が参加する350社余りが加盟している。
日本で、2004年度の生保業界の首位は米国AIGグループ、また個人保険分野の保有契約件数でアメリカンファミリー生命保険は日本生命を抜いている。
さらに記事には、大統領と生保協会の会長が政治的なつながりを指摘する。
あからさまなガイアツをおこなったブッシュと受けたコイズミであった、と解説する。
中日新聞の週の始めに考える、には――
内政と外交の手詰まりを危険なナショナリズムにつながりかねない強気を警戒している。
中韓を無視し招いたアジアの孤立が国際連盟脱退、戦争の突入歴史を言う。
軍事を優先しない戦後社会の考えを変える世相を小泉流政治に捉える。
政府の抱えている問題や失敗から目をそらす、その郵政改革、自衛隊派遣に目が向くと、考え出すと、教員、公務員給与の引き下げ、定数削減、高齢者の医療費負担引き上げと、たくみであることを指摘する。
憲法改正が進められて、それが新憲法草案となると、自衛軍の保持と軍事裁判所まで設置されるとなり、これまでの不戦の誓いを根本から変える思想とみえる。
自由な議論がなくなった政治の世界に起こっていることは、これまたこれまでの政治の否定になっている。
郵政の一声に国民がひとしく、何を見て何を思うのか、懸念されることが多い。
短くわかりやすい言葉を繰り返すナチスの宣伝を、コイズミ流の言語操りに似ていると見る、この主張は中日新聞の社説が重ねて警告してきたことだ。
改革を止めるな、日米はパートナーなど、中身を十分に理解できないコトバの使い方に危惧を抱くのは、抱いたのは、論説だけではない、多くの人がそう感じてきている。
とくに実態を隠す、自民党をぶっ壊すと言いながら、コトバでの隠蔽が感じられる。
実際に進行していることがらは、すべてが閉塞状況を見せる、それを国民が意識するときであろうから、そういうことが2度と来ない歴史事実として見守っていかなくてはならない。
忘年会のシーズンにパーティーが飲み会としてある。
忘年と言う語のひびきに日本人の刹那、無常、その場しのぎを感じるような物言いがある。
年忘れにはすることを終えて締めくくりを迎えるべく清心なものを感じてしかるべきところだ。
心性を見抜くことなくうわべだけが横行する。
クリスマスをX’masと書くのは日本独特の表記のようだ。
略し方でも、この’をつけるのが曲者らしい。
しかし、おかまいなくメリークリスマスと言い続けるのはなぜか。
礼拝がある儀式というか、そもそもの聖誕祭を考えると、バカ騒ぎをするだけの、日本でのイブはただのめちゃくちゃだろう。
生まれて、死ぬまでに、生涯を託すものには、海あり山あり野原ありで、水辺に命を見ようとする、霊は山奥か森林か、魂の宿る場所を求める。
神も仏も死後の世界に人間がなるものとなった。
宗教の救済は死後になく、現世の利益か、魂の救いをこの世に約束する往生となる。
天国も地獄もなかった、黄泉の世界に見たのは裁縫の極楽浄土だった。
そこを真剣に捉えて宗教観を議論するのも日本人らしくはない。
祈りを捧げるときの心情はそれぞれに持つべきものであり心よりの礼がある。
神を約束相手とするか、そこに絶対の信を置くか、は、日本人の心理にはやはりない。
困ったときだけともいえる、安全と安寧と安心と安泰を願うのは、そういう信仰なのである、と言えなくもない。
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