けなげな日本語

ymksk
まさに歴史的に地域が影響する日本の言語事情だ。中国と太平洋の向こうにあるにかかわらず、大国にはさまれ、漢語と英語のなかにある、あいだにある日本語だ。かつては漢語文法に漢語語彙であったものが気づけば英語文法に英語語彙である。その歴史的状況は1000年と数百年、100年と数十年の時間差があるにかかわらず、そう、地理的にも日本海と太平洋の隔たり広狭にかかわらず、日本語は良くも悪くもこのふたつの言語の板挟みなのである。そのどちらの言語も日本語を歴史的に押し寄せたようだが、言ってみれば、やってきたのだが、頑として日本語は変わらなかった。

表記にこそ漢字と英字と和字の共存を果たしているが、それは和字の中心となる世界であって、漢字も英字も原スタイルを生かしながら発音は訓読みに片仮名読みと日本語化している。押しまくられ叩かれするのは相撲のやっていることだけれど、日本語は戴かれ奉げられして歴史の命脈を伝えてきた。

愛すべき日本語よ、けなげな日本語よ、そしてあふれるばかりの表現を情として持つ日本語よ・・・