ガラスの天井、鉄の天井、竹の天井

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比喩表現である、壁は、障壁、障害と捉える。見えない壁、invisible barrier として、ヒラリークリントンが米国大統領選挙に敗れて、ガラスの天井と訳された、グラスシーリング glass ceiling である。それが、比喩をもって、パリで語ったと報道された小池百合子知事の談話である。

>東京都の小池百合子知事は23日、出張先のパリで、各国の市長らが都市の課題などを話し合う国際会議に出席した。会議の中でキャロライン・ケネディ前駐日米大使と対談した小池氏は、衆院選の結果にも触れ「都知事選や都議選で(女性の活躍を阻む)ガラスの天井を破った。今回総選挙で鉄の天井があることを改めて知った」と振り返った。
https://www.kochinews.co.jp/article/134207/ 2017.10.24 00:05
衆院選「鉄の天井あった」 小池氏が国際会議で言及

鉄の天井が何を意味したのか、よく分からない発言であったから、さまざま、批判が小池氏に及ぶ。対談相手にもよるが、いかにもニュースショウをねらうかのような印象に、投票日の選挙結果には日本を不在にする党代表であり、比喩のガラスの天井は2回も破ったとの言い方に、何をかいわんや。
竹の天井が、偏見や文化的差異によるものというから、鉄の天井は自らまとってしまった過剰な自意識のことだろう。




>小池「都知事に当選してガラスの天井をカーンとひとつ、破ったかなー、もうひとつ都議会の選挙というのがあってそこもパーフェクトな戦いをしまして、ガラスの天井を破ったかなーと思いましたけれども、今回総選挙があって鉄の天井があるということを改めて知りました。」(FNNより)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22594980T21C17A0PP8000/
>「鉄の天井があった」 小池氏、衆院選の敗因巡り
2017/10/23 20:00
 【パリ=桜田優樹】希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は23日、出張先のパリで国際会議のイベントに出席し、厳しい結果に終わった衆院選について「都知事に当選し都議選でパーフェクトな戦いをし(女性の進出を阻む)『ガラスの天井』を破ったかなと思ったが、『鉄の天井』があることを改めて知った」と話した。

 自身の責任に関しては記者団に「党を固めていく中で代表を退くのはかえって無責任だと思う」と述べ、代表職を続投する意向を改めて示した。


人事労務用語辞典の解説
ガラスの天井

「ガラスの天井」とは、英語の「グラスシーリング」(glass ceiling)の訳で、組織内で昇進に値する人材が、性別や人種などを理由に低い地位に甘んじることを強いられている不当な状態を、キャリアアップを阻む“見えない天井”になぞらえた比喩表現です。もっぱら女性の能力開発を妨げ、企業における上級管理職への昇進や意思決定の場への登用を阻害する要因について用いられることが多く、ガラスの天井の解消を図ることが、職場における男女平等参画を実現する上で重要な課題となっています。
(2013/1/11掲載)


デジタル大辞泉の解説
ガラス‐の‐てんじょう〔‐テンジヤウ〕【ガラスの天井】
職場などでの昇進を阻む、目に見えない制限。多く、組織内で男性が優遇され、能力のある女性が要職に就けない状態をいう。グラスシーリング。


http://www.crosscurrents.hawaii.edu/content.aspx?lang=jap&site=us&theme=work&subtheme=WOMEN&unit=USWORK004
米国について学ぶ > 米国における仕事 > 女性 > 「ねばつく床」と「ガラスの天井」:女性のキャリアにおける障害
>「ねばつく床」と「ガラスの天井」:女性のキャリアにおける障害
「ねばつく床」という表現は、ある人々を底辺の職にとどめてそこから逃れられないようにする差別的な雇用のパターンを指して使われます。この「ねばつく床」を経験する人たちとして、ピンク・カラーと呼ばれる秘書や看護職、ウェイトレスなどの仕事についている女性があげられます。女性就業者の半分近くが「ねばつく床」現象の見られる事務職や接客関連の仕事についているのに対し、男性就業者のうちこうした職種についているのは6分の1にすぎません。これに対し、「ガラスの天井」という言葉は、アメリカの企業社会で上級管理職をめざす女性やマイノリティの昇進をはばむ障害をあらわしています。「ガラスの天井」に突き当たる女性たちは、「ねばつく床」に足をとられる女性たちに比べると学歴も高く恵まれているものの、昇進が難しいこと、より条件のよい仕事を見つけて転職することが出来ないことなどは、どちらの女性たちにも共通する状況です。こうした女性たちの多くは、負担の大きい外での仕事に加えて家事をこなして家族の面倒を見るというもうひとつの仕事も持ち、「二重の一日」をこなすことを求められています。


http://www.dhbr.net/articles/-/2174
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在米アジア人が直面する「竹の天井」
2013年10月16日

アメリカでは、ダイバーシティはマネジメントにおける重要な課題だ。今回は、CWLPがアジア系の専門職に対して実施した調査結果を報告する。アジア系人材がリーダーシップを発揮する機会は、偏見や文化的差異によって阻まれているという。ガラスの天井ならぬ「竹の天井」だ。