20051220 士と徳と
寒気の強さはおさまりつつある。
大気の緩やかな回復は陽射しに見える。
青空が広がり今朝の冷え込みにかかわらず穏やかに晴れた。
心配された道路の凍結に気をつけよう。
ちょうど1週間の冬将軍だった。
しかしまた寒さが訪れると予報をしている。
晴れた日のもと、雪がとけて、59年ぶりの12月の大雪はおさまった。
ホワイト・クリスマスだとか、なにを思ってか・・・
明治人の徳について司馬さんは語っている。
――徳のある人というのはそういうものらしい。
という意味のことを、子規が誰かの手紙に書いていたような記憶がある、と書く。
徳、ということばの、使われなくなった世相を思う。
士について、兵をさし、それは王朝の徴に応じて兵になるものと儒教文明を紹介する。
士農工商ではなく、兵農工商というわけである。
論語の時代の、士の内容が飛躍した、精神的要素が強くなったとする。
士はもって弘毅ならざるべからず、論語、泰伯篇にある。
任重くして道遠し
仁以って己が任となす
亦重からずや
死して而て後已む
亦遠からずや
吉川幸次郎の解釈、原義は、古老でない若手の官吏をさす、この場合、広く教養のある人間と解していいであろう、と司馬さんは書いている。
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。