0105 2026
新年があけてずっと好天気だった
予報が後送りになるかたちで晴れマークとなり
よい正月の天気と気温が高くしのぎやすかった
この週末に低気圧が列島を挟み込むように覆い始める
民族は天道をあおぐ
オテントさんである
それは太陽を意味するか
日輪の軌跡をとらえたか
語をたずねると
意外にむずかしい
民衆に迎えられた
自然を毎日に捉えることばだからだ
ちょっと難しい
説を解説するところを
引用してみると
次のようなのである
沖縄地方の方言が日本語の方言であることを証明する
天道とティダの語について音韻論から述べる
ところがその方言を追求していくと
沖縄方言の祖形にオーストロネシア語が関係してきて、日本語の祖語について示唆を得る
文献の時期を想定しない言語学の手法を紹介する
実はこの言及のなかで
シノノメについての説明があり
そこに、ひとつの思いがある
>沖縄・奄美の方言で「太陽」は「ティダ」(「ティ-ダ」とも)といいます。この言葉は「…日本語による解釈が行はれてはゐるが、まだ満足すべき定説の聞けないもの」
>“天道”説は「《ティダ》の語源は、「《天道(と、漢字をもって書くところの語)》に求むべきであろうと、…(このあと省略)」
>発光天体説は村山氏が「ティダ」に古語の「イナノメ(稲目)」・「シノノメ(細竹目)」との関係をみて、オーストロネシア語族の祖語形*t'ina(「光」)と同根とみられたものです。この説はティダの語源を直接述べたものではありませんが、ティダの語源に深くかかわっています。
> 「シノ<シナは『おもろさうし』のシノ,シナ,『混効験集』のシノの意味から見て,「光り」が原義であろうと思う。日本・琉球語祖形として*sina「光」を立てうると思う。デンプウォルフの再構する南洋語祖形*t'ina(*t'iaとすべきである)「光」にそれは対応するであろう。…(以下省略)」
*筆者注:sn(シナ)>snau>sino1(シノ:o1は甲類)
上の村山氏の考えを発光天体説ということにすると、上の引用でわかるように村山氏は日本祖語*sina(光)がオーストロネシア祖語(筆者注:村山氏の南洋祖語、南祖とも)*t'ina(光)と音・語義が対応すると考えられました。(この村山氏の考えは故泉井氏の「*t'ilak,*t'ilaw」《光、輝く、反映(する)》と「シラ・シロ」(白)との対応(泉井 昭和31 p75:原載(「民族学研究」第17巻第2号昭和28年3月)がもとになっていると思います。)
ところで上の村山氏や泉井氏の考えは「お天道様」「のんの様」「シノノメ」「イナノメ」「シラ」「シロ」「照ラ」や琉球方言の「照るシノ」「照るシナ」といった様々な言葉を解き明かすことのできる素晴らしい考えです。上の村山氏の考えにみられるsinaと*t'inaは次のように比較することができます。
日本祖語 :*sina (光)
オーストロネシア祖語:*t'ina(光)
*sは歯茎摩擦音、t'は前部硬口蓋破裂音、は有声軟口蓋摩擦音。t'はsと考えられます。(崎山 1978 p119)

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