条件表現 ~たら 質問コーナーより
条件表現について、~たらば ~ならば を検索すると、質問コーナーに文法の分類についてのものがあった。ここに引用してみよう。
この問いについてはさまざま言及があって、いくつか読んでみると、それぞれに全うであるものがあって、文法の問いに対する解説としては参考になる。
日本語教育が果たしてきた分析が教育用文法として一般視されるので、これには便宜、説明がある場合もある、として考えた方がよい。
学校文法は規範によるといった定見は議論の余地がないようだが、それも学校教育文法であるなら、やはり言語現象をあますことなく説明するものだとする見方は避けられるべきだろう。
形容動詞は学校文法採用の橋本学説の運用である。
条件表現の問題とするところも、用法に応じた説明と学校文法のようにこれしかないといった言い方は日本語教育での学習ステップに合わせて混乱したままである。
条件表現 "たら"と"なら"について/アルコムワールド
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2013/10/05 - こんにちは、今日で日本語教育能力検定試験迄約3週間になりました。 ところで、言語一般を学習中に、たらとならについて1つ疑問点が生じました。 以上の表現は、NAFLのテキストでは,接続助詞に分類されていますが、国語辞書では助動詞 ...
>たらは以前の文法では過去の助動詞「た」の仮定形となっていた。
現代文法では接続助詞に分類されている。
ならは断定の助動詞「だ」の仮定形。これは今でもそのように分類されるのが一般的だ。
しかし接続助詞とされていることも多いので、そう覚えてもいいのでは。
>べストアンサー eokiss 質問者さまはすでにご存じかと思いますが念のために付け加えさせてください。
日本国内で国語の授業で教える国文法(学校文法)と、日本語教師が日本語を第二言語とする人に対して教えるときの日本語教育用の文法は異なります。
国語学者の中でも「形容動詞」という品詞を認めるか否かで意見が分かれますが、特に外国人に対する日本語教育の文脈においては、形容動詞の扱いが全く異なります。通常は普通の形容詞を「i-adjective」(い形容詞)、それに対して「na-adjective」(な形容詞)と呼んで、形容詞のグループに含めます(ものによってはadjectival nounと呼びますが)。
形容動詞をどう定義するかは日本語の文法の中で大きなテーマですのでここで細かく議論するのは差し控えたいと思いますが、検定試験対策としては接続助詞(conjunctive particle)でよろしいと思います。
ややこしいですが「なら」「たら」「と」「ば」は重要な部分ですので頑張ってくださいね。
回答作成日時:2013/10/05 22:00
日本語の条件表現の[ば]についての質問ですが。 - Yahoo!知恵袋
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2011/12/06 - 日本語の条件表現の[ば]についての質問ですが。1[雨が降れば、窓を閉めてください。]教科書によると、この文は適格文ではないということです。 では、2[明日晴れれば、洗濯してください。]という文も同じ理由...
>ベストアンサーに選ばれた回答
point_basisさん
結論から申しますと、あなたが教科書の論旨を読み間違えていなければ、
①「雨が降れば、窓を閉めてください」が適格文ではないとする教科書の説明は、間違いか、少なくとも言い過ぎです。2.の洗濯云々は1.の例文と同じことなので、同じ程度には適格です。
②「条件節と主文はそれぞれ違った主語の場合、主文は依頼や意志の文が接続できる」という説明は正しいです。AかつBでなければ成立しないということはありません。
③条件を表わす複文(主節と従属節からなる文)を作るための接続形式としては「~と」「~ば」「~たら」「~なら」が代表的ですが、これら4つの使い分けはやや難しいところがあります。「~ば」を習われているのなら、これらの使い分けについても近々勉強すると思います。
④「~ば」については、恒常的、一般的な依存関係を表わすのによく使われる言葉です。日本の有名なことわざで「塵も積もれば山となる」と言いますが、これは恒常的な出来事(ものの見方)を表現するものです。そして「~ば」は仮定条件にもよく用いられます。
⑤それに対して「~たら」は、同じく仮定条件(および確定条件)を表わしますが、特定的、一回的な依存関係を表わすのが典型的用法です。ちなみに、日本人に「雨が降れば窓を閉めてください」という文と「雨が降ったら窓を閉めてください」の文を比較してもらったら、どちらも同じように使えるものの、強いて言えば「「雨が降ったら窓を閉めてください」の方が、ややしっくりくるとする人が多いでしょう。
なぜなら、ここで「雨が降る」のは、恒常的なことではなく、特定の一回的なことを指していると考えられるからです。
ただ、文頭に「もし雨が降ったら」と「もし」いう言葉を付け足せば、「一回性」の意味合いが強まるので、両者の差は少し縮まります。
ですから、同じことを表現するのに「雨が降れば窓を閉めてください」は別に間違いではないが、「~たら」の方がもっと典型的ですよ、という説明ならありえます。しかしだからといって「適格ではない」というのは言い過ぎだと思います。
回答日時:2011/12/6 13:52:45
>tobirisu5019671さん
「ば」の使い方。
結論だけ書くと、その教科書がおかしいと思います。
たしかに、「~ば」のあとに「命令」「依頼」が来ないことはあります。
雨が降れば、窓を閉めてください。……ヘンです
明日晴れれば、洗濯してください。……少しだけヘンです
しかし、次の例ならどうでしょうか。
それでよければ、やりなさい(命令)
それでよければ、お願いします(依頼)
〈[条件節と主文はそれぞれ違った主語の場合、主文は依頼や意志の文が接続できる]〉にも疑問があります。hama3_thrdさんのコメントに賛成です。下記なら、条件節と主文の主語は「彼女」ですよね。
〈ほかに何かの条件が要る〉か否かは、なんとも言えません。下記の類語辞典には〈前件と後件の結びつきがより必然的な関係にある場合(たとえば論理的関係や一般的事実など)を表わす場合が多い〉とあります。「多い」ですから、「必ず」ではないでしょう。
彼女がそんなことをすれば、泣くのは彼女自身だ。
こういう場合、教科書の書名を書いたうえで、どのように書いてあったか正確に引用してほうがよいと思います。
以前見た例では、下記のような例もありました。これも違う気がします。〈参考書はスリーエーネットワークの日本語文法ハンドブック 222ページ〉とのことです。これはおそらく、「~と」と混同しています。
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「~ば」の文では、原則として、後件に意志・希望・命令・依頼などの表現はくることはありません。この点で「~たら」とは異なります。
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詳しくは下記をご参照ください。
【「~たら」と「~れば」をめぐって】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-721.html
【「~たら」と「~れば」をめぐって〈2〉&〈3〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1624.html
以下は一部の抜粋(重言)。
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「~ば」の文では、原則として、後件に意志・希望・命令・依頼などの表現はくることはありません。この点で「~たら」とは異なります。
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これは信頼できる参考書なのでしょうか。
1)雨が降れば、試合を中止する(意志)←やや不自然な気がしますが、辞書にある例文です
2)君さえよければ、一緒に行きたい(希望)
3)それでよければ、やりなさい(命令)
4)それでよければ、お願いします(依頼)
【2】「ば」は、仮定条件(例文(1))、恒常条件(例文(2))、確定条件(例文(3))、単純接続(例文(4))のほかに、並列(例文(5))も表わす。並列の「ば」は、「し」と置き換えが可能である(「金もないし力もない」)。「ば」を用いるのは、前件と後件の結びつきがより必然的な関係にある場合(たとえば論理的関係や一般的事実など)を表わす場合が多い。
goo辞書の類語辞典『使い方の分かる 類語例解辞典 新装版』から
回答日時:2011/12/6 12:21:33
この問いについてはさまざま言及があって、いくつか読んでみると、それぞれに全うであるものがあって、文法の問いに対する解説としては参考になる。
日本語教育が果たしてきた分析が教育用文法として一般視されるので、これには便宜、説明がある場合もある、として考えた方がよい。
学校文法は規範によるといった定見は議論の余地がないようだが、それも学校教育文法であるなら、やはり言語現象をあますことなく説明するものだとする見方は避けられるべきだろう。
形容動詞は学校文法採用の橋本学説の運用である。
条件表現の問題とするところも、用法に応じた説明と学校文法のようにこれしかないといった言い方は日本語教育での学習ステップに合わせて混乱したままである。
条件表現 "たら"と"なら"について/アルコムワールド
alcom.alc.co.jp › Q&A › 日本語
2013/10/05 - こんにちは、今日で日本語教育能力検定試験迄約3週間になりました。 ところで、言語一般を学習中に、たらとならについて1つ疑問点が生じました。 以上の表現は、NAFLのテキストでは,接続助詞に分類されていますが、国語辞書では助動詞 ...
>たらは以前の文法では過去の助動詞「た」の仮定形となっていた。
現代文法では接続助詞に分類されている。
ならは断定の助動詞「だ」の仮定形。これは今でもそのように分類されるのが一般的だ。
しかし接続助詞とされていることも多いので、そう覚えてもいいのでは。
>べストアンサー eokiss 質問者さまはすでにご存じかと思いますが念のために付け加えさせてください。
日本国内で国語の授業で教える国文法(学校文法)と、日本語教師が日本語を第二言語とする人に対して教えるときの日本語教育用の文法は異なります。
国語学者の中でも「形容動詞」という品詞を認めるか否かで意見が分かれますが、特に外国人に対する日本語教育の文脈においては、形容動詞の扱いが全く異なります。通常は普通の形容詞を「i-adjective」(い形容詞)、それに対して「na-adjective」(な形容詞)と呼んで、形容詞のグループに含めます(ものによってはadjectival nounと呼びますが)。
形容動詞をどう定義するかは日本語の文法の中で大きなテーマですのでここで細かく議論するのは差し控えたいと思いますが、検定試験対策としては接続助詞(conjunctive particle)でよろしいと思います。
ややこしいですが「なら」「たら」「と」「ば」は重要な部分ですので頑張ってくださいね。
回答作成日時:2013/10/05 22:00
日本語の条件表現の[ば]についての質問ですが。 - Yahoo!知恵袋
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp › ... › 言葉、語学 › 日本語
2011/12/06 - 日本語の条件表現の[ば]についての質問ですが。1[雨が降れば、窓を閉めてください。]教科書によると、この文は適格文ではないということです。 では、2[明日晴れれば、洗濯してください。]という文も同じ理由...
>ベストアンサーに選ばれた回答
point_basisさん
結論から申しますと、あなたが教科書の論旨を読み間違えていなければ、
①「雨が降れば、窓を閉めてください」が適格文ではないとする教科書の説明は、間違いか、少なくとも言い過ぎです。2.の洗濯云々は1.の例文と同じことなので、同じ程度には適格です。
②「条件節と主文はそれぞれ違った主語の場合、主文は依頼や意志の文が接続できる」という説明は正しいです。AかつBでなければ成立しないということはありません。
③条件を表わす複文(主節と従属節からなる文)を作るための接続形式としては「~と」「~ば」「~たら」「~なら」が代表的ですが、これら4つの使い分けはやや難しいところがあります。「~ば」を習われているのなら、これらの使い分けについても近々勉強すると思います。
④「~ば」については、恒常的、一般的な依存関係を表わすのによく使われる言葉です。日本の有名なことわざで「塵も積もれば山となる」と言いますが、これは恒常的な出来事(ものの見方)を表現するものです。そして「~ば」は仮定条件にもよく用いられます。
⑤それに対して「~たら」は、同じく仮定条件(および確定条件)を表わしますが、特定的、一回的な依存関係を表わすのが典型的用法です。ちなみに、日本人に「雨が降れば窓を閉めてください」という文と「雨が降ったら窓を閉めてください」の文を比較してもらったら、どちらも同じように使えるものの、強いて言えば「「雨が降ったら窓を閉めてください」の方が、ややしっくりくるとする人が多いでしょう。
なぜなら、ここで「雨が降る」のは、恒常的なことではなく、特定の一回的なことを指していると考えられるからです。
ただ、文頭に「もし雨が降ったら」と「もし」いう言葉を付け足せば、「一回性」の意味合いが強まるので、両者の差は少し縮まります。
ですから、同じことを表現するのに「雨が降れば窓を閉めてください」は別に間違いではないが、「~たら」の方がもっと典型的ですよ、という説明ならありえます。しかしだからといって「適格ではない」というのは言い過ぎだと思います。
回答日時:2011/12/6 13:52:45
>tobirisu5019671さん
「ば」の使い方。
結論だけ書くと、その教科書がおかしいと思います。
たしかに、「~ば」のあとに「命令」「依頼」が来ないことはあります。
雨が降れば、窓を閉めてください。……ヘンです
明日晴れれば、洗濯してください。……少しだけヘンです
しかし、次の例ならどうでしょうか。
それでよければ、やりなさい(命令)
それでよければ、お願いします(依頼)
〈[条件節と主文はそれぞれ違った主語の場合、主文は依頼や意志の文が接続できる]〉にも疑問があります。hama3_thrdさんのコメントに賛成です。下記なら、条件節と主文の主語は「彼女」ですよね。
〈ほかに何かの条件が要る〉か否かは、なんとも言えません。下記の類語辞典には〈前件と後件の結びつきがより必然的な関係にある場合(たとえば論理的関係や一般的事実など)を表わす場合が多い〉とあります。「多い」ですから、「必ず」ではないでしょう。
彼女がそんなことをすれば、泣くのは彼女自身だ。
こういう場合、教科書の書名を書いたうえで、どのように書いてあったか正確に引用してほうがよいと思います。
以前見た例では、下記のような例もありました。これも違う気がします。〈参考書はスリーエーネットワークの日本語文法ハンドブック 222ページ〉とのことです。これはおそらく、「~と」と混同しています。
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「~ば」の文では、原則として、後件に意志・希望・命令・依頼などの表現はくることはありません。この点で「~たら」とは異なります。
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詳しくは下記をご参照ください。
【「~たら」と「~れば」をめぐって】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-721.html
【「~たら」と「~れば」をめぐって〈2〉&〈3〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1624.html
以下は一部の抜粋(重言)。
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「~ば」の文では、原則として、後件に意志・希望・命令・依頼などの表現はくることはありません。この点で「~たら」とは異なります。
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これは信頼できる参考書なのでしょうか。
1)雨が降れば、試合を中止する(意志)←やや不自然な気がしますが、辞書にある例文です
2)君さえよければ、一緒に行きたい(希望)
3)それでよければ、やりなさい(命令)
4)それでよければ、お願いします(依頼)
【2】「ば」は、仮定条件(例文(1))、恒常条件(例文(2))、確定条件(例文(3))、単純接続(例文(4))のほかに、並列(例文(5))も表わす。並列の「ば」は、「し」と置き換えが可能である(「金もないし力もない」)。「ば」を用いるのは、前件と後件の結びつきがより必然的な関係にある場合(たとえば論理的関係や一般的事実など)を表わす場合が多い。
goo辞書の類語辞典『使い方の分かる 類語例解辞典 新装版』から
回答日時:2011/12/6 12:21:33
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