ことばが乱れて

ymksk





日本語が崩れてきている。ことばが崩れるとはどういうことか。山のがけ崩れ、壁の崩壊、建物の倒壊となると、それは崩れた後のこと、まとまっていた形が、そのようすで、少しかたちをなさないところから、かたちがなくなるまでのその状態である進行に、土砂崩壊というように、様々現象が見えている。辞書には、整った状態が乱れるという解説もあって、乱れたことでもある。すると、言葉のその状態も、乱れたようすもどういうことであるか。言葉の乱れとして崩れてきているようすを考えてみると、そこには興味あるデータが挙げられる。

そのデータでは乱れているというポイントが非常に高くなっているということがわかる。調査に示されたもので、

 国語に関する世論調査 > 平成14年度「国語に関する世論調査」の結果について > 言葉の乱れについての意識(参考1)
 https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/h14/sanko1.html

回答を一覧してポイントの数字が70を超えているのに驚愕して、その年齢層が男性の若者10代だということに、さらに瞠目する。女性の年代の20代が73を示して、乱れているというのが80を超える結果となっている。調査時点は報告書が平成14年度のもの。
言葉の揺れというとらえ方をしてきている。しかし、今はもうそれでは済まない、済まされなくなってきているから、乱れと捉えると、さらに崩れてきているということに思い至る。乱れが否定的な、揺れが肯定的な、言語変化についての見方であった。崩れは修復が実用である。


https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kakuki/19/tosin01/10.html  
>Ⅱ 現代の国語をめぐる諸問題(委員から出された主な意見)
3 言葉遣い,話し言葉,敬語,方言等に関すること
(1)  言葉の乱れやゆれの問題について取り上げて検討すべきである。
  ○  正しく美しい日本語という目で見ると,今使われている日本語は,非常に崩れてきていると言わざるを得ない。
  ○  現在,中学生同士が話しているのを聞いていると,その言葉が全然理解できない場合も多い。そういう子供たちが大きくなっていくということを考えると心配になる。