役割と位相
役割語は位相言語か、位相集団を対象とした言語研究は言語現象の事実を分析した。
それについては語彙に顕著にその成果をとらえる。
位相語と称する。
位相言語はその位相語と位相語が混在して言語現象に現われたときの見方を与える。
集団が異なって位相語のままに、コミュニケーションをしようと思えば、位相語はおそらく通じないだろう、集団内の言語使用であるからだ。
その集団を規定するような語彙としてだけでなく、文法現象、言葉遣いにまで及ぶと、それはまた方言的なとらえかたをする様相を帯びてくる。
位相言語をもって集団間を特徴づけることができても、そこから生まれた言葉遣いが位相のままに日本語となることは、一方で共通語なり、共有する言語なりを、その使用現象をあらわすことになって、その位相差を解消することになる。
つまり位相語は位相でなくなり、位相言語は一般使用となってくる。
それを役割において、言語使用を規定する、あるいはその使用者を位置づけようとすることは、言語の階層または言語の階級を認めていこうとする動きになる。
したがって、位相を求めてことばを探求する研究と、役割を定めて言語研究するのは、似て非なるものである。
おひやが、愛ずべきおいしい飲み物のように命名されていたようなことを知るのは言語として、いわば、ほほえましくもあるが、それをもって貴族階級の語であるからそれを使うと役割語としての貴族であるというような見方は、方向性としてまったく異なることを議論しなければならないだろう。
次は、ウイキペディアによる。
>「位相」の概念を日本語学に初めて取り入れたのは菊沢季生であった。菊沢は、『国語研究』1-1(1933年)の論文「国語の科学的研究に就て」において、日本語研究の分野として「音韻論」「語義論」「文法論」などのほか、総合的研究として「位相論」を設けるべきことを主張した。
この「位相」は、物理学の位相の概念を取り入れたものであった。菊沢は
水は固体である時は氷であり、気体と化せば水蒸気となるのでありますが、それらの様相の相違を位相 (phase) の相違と物理学者は名付けてゐますが、この言語の様相姿態に就てもこの位相〔2字傍点〕なる述語を採用致しますならば、言語は社会が位相を異にする毎にその位相を異にし、国語学者は国語が位相を異にする毎にこれを研究する必要があるといふ事になる訳であります。
と述べており、水に氷や水蒸気などさまざまな様相があるように、言語にも使われる時と場合によってさまざまな変容があると考えたことが分かる。言語にどのような位相があるかについて、菊沢は必ずしも網羅的に述べていないが、今日の日本語学では、女性語・学生語・児童語・特定の階級の言葉・特定の職業の言葉・方言・口語・文語などは、いずれも、言語のさまざまな位相とみなされている。位相語のなかには、主にフィクションの世界でステレオタイプ化され、現実の位相語から乖離するものもある(役割語を参照)。
それについては語彙に顕著にその成果をとらえる。
位相語と称する。
位相言語はその位相語と位相語が混在して言語現象に現われたときの見方を与える。
集団が異なって位相語のままに、コミュニケーションをしようと思えば、位相語はおそらく通じないだろう、集団内の言語使用であるからだ。
その集団を規定するような語彙としてだけでなく、文法現象、言葉遣いにまで及ぶと、それはまた方言的なとらえかたをする様相を帯びてくる。
位相言語をもって集団間を特徴づけることができても、そこから生まれた言葉遣いが位相のままに日本語となることは、一方で共通語なり、共有する言語なりを、その使用現象をあらわすことになって、その位相差を解消することになる。
つまり位相語は位相でなくなり、位相言語は一般使用となってくる。
それを役割において、言語使用を規定する、あるいはその使用者を位置づけようとすることは、言語の階層または言語の階級を認めていこうとする動きになる。
したがって、位相を求めてことばを探求する研究と、役割を定めて言語研究するのは、似て非なるものである。
おひやが、愛ずべきおいしい飲み物のように命名されていたようなことを知るのは言語として、いわば、ほほえましくもあるが、それをもって貴族階級の語であるからそれを使うと役割語としての貴族であるというような見方は、方向性としてまったく異なることを議論しなければならないだろう。
次は、ウイキペディアによる。
>「位相」の概念を日本語学に初めて取り入れたのは菊沢季生であった。菊沢は、『国語研究』1-1(1933年)の論文「国語の科学的研究に就て」において、日本語研究の分野として「音韻論」「語義論」「文法論」などのほか、総合的研究として「位相論」を設けるべきことを主張した。
この「位相」は、物理学の位相の概念を取り入れたものであった。菊沢は
水は固体である時は氷であり、気体と化せば水蒸気となるのでありますが、それらの様相の相違を位相 (phase) の相違と物理学者は名付けてゐますが、この言語の様相姿態に就てもこの位相〔2字傍点〕なる述語を採用致しますならば、言語は社会が位相を異にする毎にその位相を異にし、国語学者は国語が位相を異にする毎にこれを研究する必要があるといふ事になる訳であります。
と述べており、水に氷や水蒸気などさまざまな様相があるように、言語にも使われる時と場合によってさまざまな変容があると考えたことが分かる。言語にどのような位相があるかについて、菊沢は必ずしも網羅的に述べていないが、今日の日本語学では、女性語・学生語・児童語・特定の階級の言葉・特定の職業の言葉・方言・口語・文語などは、いずれも、言語のさまざまな位相とみなされている。位相語のなかには、主にフィクションの世界でステレオタイプ化され、現実の位相語から乖離するものもある(役割語を参照)。
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