手から手へ
手から、手へ 著者:池井 昌樹 撮影:植田 正治 編:山本 純司
http://junjiyamamoto.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-58ca.html
>本の奥付には、企画と構成と書いてあるが、
ぼくは編集者、この本の編集も担当した。
また、ぼくは元宣伝マン。宣伝もお手伝いした。
仕事はいっぱいありました。
宣言から4か月で本が出来上がり、今、書店に、ネット書店に並んでいる。
どうぞ、皆様、手に取ってお読みになってください。
詩1篇を、写真絵本にしました。3分ぐらいで読めます。
立ち読みしてください。
手から、手へ
詩・池井昌樹
やさしいちちと
やさしいははとのあいだにうまれた
おまえたちは
やさしい子だから
おまえたちは
不幸な生をあゆむのだろう
どんなにやさしいちちははも
おまえたちとは一緒に行けない
どこかへ
やがてはかえるのだから
やがてはかえってしまうのだから
たすけてやれない
なにひとつ
たすけてやれない
そこからは
たったひとり
まだあどけないえがおにむかって
やさしいちちと
やさしいははとは
うちあけようもないのだけれど
いまはにおやかなその頬が痩け
その澄んだ瞳の凍りつく日がおとずれても
怯んではならぬ
憎んではならぬ
悔いてはならぬ
やさしい子らよ
おぼえておおき
やさしさは
このちちよりも
このははよりもとおくから
受け継がれてきた
ちまみれなばとんなのだから
てわたすときがくるまでは
けっしててばなしてはならぬ
まだあどけないえがおにむかって
うちあけようもないのだけれど
やさしいちちと
やさしいははとがちをわけた
やさしい子らよ
おぼえておおき
やさしさを捨てたくなったり
どこかへ置いて行きたくなったり
またそうしなければあゆめないほど
そのやさしさがおもくなったら
そのやさしさがくるしくなったら
そんなときには
ひかりのほうをむいていよ
いないいないばあ
おまえたちを
こころゆくまでえがおでいさせた
ひかりのほうをむいていよ
このちちよりも
このははよりもとおくから
射しこんでくる
一条の
ひかりから眼をそむけずにいよ
http://junjiyamamoto.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-58ca.html
>本の奥付には、企画と構成と書いてあるが、
ぼくは編集者、この本の編集も担当した。
また、ぼくは元宣伝マン。宣伝もお手伝いした。
仕事はいっぱいありました。
宣言から4か月で本が出来上がり、今、書店に、ネット書店に並んでいる。
どうぞ、皆様、手に取ってお読みになってください。
詩1篇を、写真絵本にしました。3分ぐらいで読めます。
立ち読みしてください。
手から、手へ
詩・池井昌樹
やさしいちちと
やさしいははとのあいだにうまれた
おまえたちは
やさしい子だから
おまえたちは
不幸な生をあゆむのだろう
どんなにやさしいちちははも
おまえたちとは一緒に行けない
どこかへ
やがてはかえるのだから
やがてはかえってしまうのだから
たすけてやれない
なにひとつ
たすけてやれない
そこからは
たったひとり
まだあどけないえがおにむかって
やさしいちちと
やさしいははとは
うちあけようもないのだけれど
いまはにおやかなその頬が痩け
その澄んだ瞳の凍りつく日がおとずれても
怯んではならぬ
憎んではならぬ
悔いてはならぬ
やさしい子らよ
おぼえておおき
やさしさは
このちちよりも
このははよりもとおくから
受け継がれてきた
ちまみれなばとんなのだから
てわたすときがくるまでは
けっしててばなしてはならぬ
まだあどけないえがおにむかって
うちあけようもないのだけれど
やさしいちちと
やさしいははとがちをわけた
やさしい子らよ
おぼえておおき
やさしさを捨てたくなったり
どこかへ置いて行きたくなったり
またそうしなければあゆめないほど
そのやさしさがおもくなったら
そのやさしさがくるしくなったら
そんなときには
ひかりのほうをむいていよ
いないいないばあ
おまえたちを
こころゆくまでえがおでいさせた
ひかりのほうをむいていよ
このちちよりも
このははよりもとおくから
射しこんでくる
一条の
ひかりから眼をそむけずにいよ
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