読書週間
読書の秋といったものだが、いまはさしずめ、ネットサーフィンの秋となるか。それもパソコンでディスプレーなのか、タブレット端末なのか、はては電子書籍用のスマフォの画面か。読書という対象は書物であった。メディアの画面は読書ならぬ読字画面になる。夜長となる好季節に楽しむは灯火親しむ勉学でありそれが読書であったりした。それはいつのころから、ジョブズさんの手になるタッチ画面からだ。何を読むか、そのバックグラウンドがまったく違ってしまった。ケータイ小説と騒がれたころはその活字化されたものを出版するなどの動きがあった。それは2006年以降の第二次ケータイ小説ブームであるらしい。するとその前から第1次ブームがあったことになって、2002年から2005年頃までが第一次ケータイ小説ブームとされる。そのうねりが素人による作品が読まれるようになってケータイで表現しケータイで読むというケータイ小説が受容されていく。と、ここまで、その携帯小説の作品の具体性に触れることができないのは、読書の対象の未知数があまりにもありすぎるからである。
ウイキペディアによると、読書週間に関連することは歴史がある。図書週刊、図書館週刊、そして読書週間である。図書祭りの声も懐かしい。
>1924年に日本図書館協会が11月17日から11月23日までの「図書週間」を制定していた。1933年には「図書館週間」と改称され、出版界では「図書祭」が開催されていた。しかし、戦争の影響で、1939年には一旦廃止された。
終戦後の1947年、日本出版協会、日本図書館協会、取次・書店の流通組織、その他報道・文化関連団体30あまりが参加して「読書週間実行委員会」が結成され、11月17日から11月23日までの第1回「読書週間」が行われた。「一週間では惜しい」という事で、2回目からは10月27日から11月9日までの文化の日を挟んだ2週間となり、現在に続いている
デジタル大辞泉
どくしょ‐しゅうかん 〔‐シウカン〕 【読書週間】
良書の普及、読書の奨励を目的として設定された週間。10月27日から11月9日までの2週間。
大辞林 第三版の解説
どくしょしゅうかん【読書週間】
子供たちに良書を正しく読む習慣をつけさせ,読書生活を向上させてゆくために設定された週間。10月27日から二週間。良書の推薦,読書感想文の指導,公共図書館などの見学が行われる。
第67回読書世論調査:あすから読書週間 本との付き合い方は 評論家・川本三郎さん/女優・土屋太鳳さん
毎日新聞 2013年10月26日 東京朝刊
27日から始まる「読書週間」--。「スマートフォン」などを通じて、電子書籍が日常生活のさまざまなシーンにすっかりなじんできた。毎日新聞が毎年実施している「読書世論調査」では、ツールの多様化に伴い、読書スタイルにも変化の兆しが見え始めている。いつでもどこでも本を楽しめる時代、どんなふうに本と付き合い、そこから何を読み取ればいいのか。それぞれの世界で活躍する本好きのお二人にアドバイスしてもらった。
◇最高の贅沢 電車でも居酒屋でも、いつでも一人になれる--評論家・川本三郎さん
文学や映画の分野で評論家として活躍するが、少年時代は、もっぱら映画に夢中だったという。定期試験の後や半日で授業が終わった土曜日の午後などは、気兼ねなく映画を楽しめる時間だった。「太宰治や夏目漱石を読むようになったのは高校生になってから。文学青年ではなく、まだガキっぽかったなあ」と笑う。
それでも、コナン・ドイル(1859~1930年)の「シャーロック・ホームズ」シリーズやアガサ・クリスティ(1890~1976年)作品などの推理小説は別格だった。「当時はホームズ派とルパン派に分かれていた。貸本屋でよく借りて読んでいました」と振り返る。
やがて川本少年は映画に原作本があることを知る。例えば、ノーベル賞作家、E・ヘミングウェー(1899~1961年)の「老人と海」。映画を見た後で原作を読み、自分と少年を重ね合わせて、おじいさんとの関係に思いを巡らせた。「活字を読む時に映像を思い浮かべ、自分でキャストを考えたりもしました」。さらに中学、高校の6年間は図書部に所属し、本に囲まれた環境で過ごした。
大学1年の時に、J・D・サリンジャー(1919~2010年)の「ライ麦畑でつかまえて」の日本語訳が出版された。アウトサイダーだが、不良ではない主人公の少年に共感。当時の若者言葉を使った口語体の翻訳は目新しかった。「衝撃を受けました。あの本を読むことは当時の大学生の通過儀礼のようなもの。周囲ではみんな読んでいた」
全国紙の雑誌記者を経て、評論家としての活動を始める。毎日新聞の書評欄「今週の本棚」でも長年執筆し、2000年に紹介したベルンハルト・シュリンクの「朗読者」が話題になる先べんをつけるなど、日の当たらない作品に光を当ててきた。「あまり語られていない良い作家を見つけるのは、評論家にとって楽しい仕事。書評した作家が文学賞を取ったりするとうれしいよね」と目を細める。
ウイキペディアによると、読書週間に関連することは歴史がある。図書週刊、図書館週刊、そして読書週間である。図書祭りの声も懐かしい。
>1924年に日本図書館協会が11月17日から11月23日までの「図書週間」を制定していた。1933年には「図書館週間」と改称され、出版界では「図書祭」が開催されていた。しかし、戦争の影響で、1939年には一旦廃止された。
終戦後の1947年、日本出版協会、日本図書館協会、取次・書店の流通組織、その他報道・文化関連団体30あまりが参加して「読書週間実行委員会」が結成され、11月17日から11月23日までの第1回「読書週間」が行われた。「一週間では惜しい」という事で、2回目からは10月27日から11月9日までの文化の日を挟んだ2週間となり、現在に続いている
デジタル大辞泉
どくしょ‐しゅうかん 〔‐シウカン〕 【読書週間】
良書の普及、読書の奨励を目的として設定された週間。10月27日から11月9日までの2週間。
大辞林 第三版の解説
どくしょしゅうかん【読書週間】
子供たちに良書を正しく読む習慣をつけさせ,読書生活を向上させてゆくために設定された週間。10月27日から二週間。良書の推薦,読書感想文の指導,公共図書館などの見学が行われる。
第67回読書世論調査:あすから読書週間 本との付き合い方は 評論家・川本三郎さん/女優・土屋太鳳さん
毎日新聞 2013年10月26日 東京朝刊
27日から始まる「読書週間」--。「スマートフォン」などを通じて、電子書籍が日常生活のさまざまなシーンにすっかりなじんできた。毎日新聞が毎年実施している「読書世論調査」では、ツールの多様化に伴い、読書スタイルにも変化の兆しが見え始めている。いつでもどこでも本を楽しめる時代、どんなふうに本と付き合い、そこから何を読み取ればいいのか。それぞれの世界で活躍する本好きのお二人にアドバイスしてもらった。
◇最高の贅沢 電車でも居酒屋でも、いつでも一人になれる--評論家・川本三郎さん
文学や映画の分野で評論家として活躍するが、少年時代は、もっぱら映画に夢中だったという。定期試験の後や半日で授業が終わった土曜日の午後などは、気兼ねなく映画を楽しめる時間だった。「太宰治や夏目漱石を読むようになったのは高校生になってから。文学青年ではなく、まだガキっぽかったなあ」と笑う。
それでも、コナン・ドイル(1859~1930年)の「シャーロック・ホームズ」シリーズやアガサ・クリスティ(1890~1976年)作品などの推理小説は別格だった。「当時はホームズ派とルパン派に分かれていた。貸本屋でよく借りて読んでいました」と振り返る。
やがて川本少年は映画に原作本があることを知る。例えば、ノーベル賞作家、E・ヘミングウェー(1899~1961年)の「老人と海」。映画を見た後で原作を読み、自分と少年を重ね合わせて、おじいさんとの関係に思いを巡らせた。「活字を読む時に映像を思い浮かべ、自分でキャストを考えたりもしました」。さらに中学、高校の6年間は図書部に所属し、本に囲まれた環境で過ごした。
大学1年の時に、J・D・サリンジャー(1919~2010年)の「ライ麦畑でつかまえて」の日本語訳が出版された。アウトサイダーだが、不良ではない主人公の少年に共感。当時の若者言葉を使った口語体の翻訳は目新しかった。「衝撃を受けました。あの本を読むことは当時の大学生の通過儀礼のようなもの。周囲ではみんな読んでいた」
全国紙の雑誌記者を経て、評論家としての活動を始める。毎日新聞の書評欄「今週の本棚」でも長年執筆し、2000年に紹介したベルンハルト・シュリンクの「朗読者」が話題になる先べんをつけるなど、日の当たらない作品に光を当ててきた。「あまり語られていない良い作家を見つけるのは、評論家にとって楽しい仕事。書評した作家が文学賞を取ったりするとうれしいよね」と目を細める。
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