存在文 日本語の文法について その8
存在文 日本語の文法について その8
日本語の存在文は場所を示す名詞と に とともに文頭に置き、動詞 ある を文末において結んでいる。場所は空間の位置を捉える一方で時間の位置を捉えて同じように時間を示すこともできる。そして主語主格の名詞として が とともに用いると、~に~が動詞ある 文になる。これは現代中国語の存現文の用法にみる語順と主語の位置が異なる。
~に~が動詞の文について、名詞が を、名詞は にすると、文頭に位置して、~は~にある とすることができて、いわば、この 名詞は に主語を捉えることになる。語順を変えた文と、語順を変えない文では、それぞれ情報が同じでもその意味内容が異なる。すなわち ~に~が動詞 ~は~に動詞 において文情報の意味のちがいが生まれるのである。
この 名詞は の出現を、名詞が の出現する関係とで見ると次のようである。~は~にある ~には~がある となり、このそれぞれは文情報が異なるとわたしたちはとらえている。つまり、 ~に~がある ⇔ (その)~は~にある となる。教室に机がある ⇒ (その)机は教室にある となる。
表現すると、机はどこにある と言い出すと、机は教室にある となることが多いので、主語としても捉えることができて、これを主語主格と比べると主語主題とみることができる。本来的には、まず机があり、机が教室にある となるのであるが、この存在を表す文は主語主格が文頭に立つ前に場所の名詞が捉えられる。空間認識、ものへの順である。
日本語の表現に、~がある ~はある という二つの言い方があり、語の順序としてみると、~に~がある と言い、また、~は~にある と言えるのは、~には~がある と言うこと、~には~はある と言うことができて、*~がは *~はが と言うことはできないからである。~は の表現内容に、~が の働きをふくみもつとみる。
存在文の文頭に、名詞が を置いて語順を変えて言うことは日本語では可能である。それはおそらく、この言い方には、有り なに 人 、それで、人 あり どこに 伊勢の国 伊勢に 人 あり というふうに捉えていたから、それをまた、 人 伊勢にあり というふうに言うこともできたからである。人 を取りたてて、人は伊勢にあり。
日本語は中国語の漢字を取り入れて言葉にした。語順については熟語のままに受け入れているし、日本語の漢字による熟語を作り出すこともあった。主語をあとに置く語には、日常の漢字熟語の中に、 開花 降雨 積雪 出火 出血 停電 発芽 満潮 有人 立春 少量 多数 难题 無害 いずれも存現文の語順としてみることのできる熟語である。
日本語の存在文は場所を示す名詞と に とともに文頭に置き、動詞 ある を文末において結んでいる。場所は空間の位置を捉える一方で時間の位置を捉えて同じように時間を示すこともできる。そして主語主格の名詞として が とともに用いると、~に~が動詞ある 文になる。これは現代中国語の存現文の用法にみる語順と主語の位置が異なる。
~に~が動詞の文について、名詞が を、名詞は にすると、文頭に位置して、~は~にある とすることができて、いわば、この 名詞は に主語を捉えることになる。語順を変えた文と、語順を変えない文では、それぞれ情報が同じでもその意味内容が異なる。すなわち ~に~が動詞 ~は~に動詞 において文情報の意味のちがいが生まれるのである。
この 名詞は の出現を、名詞が の出現する関係とで見ると次のようである。~は~にある ~には~がある となり、このそれぞれは文情報が異なるとわたしたちはとらえている。つまり、 ~に~がある ⇔ (その)~は~にある となる。教室に机がある ⇒ (その)机は教室にある となる。
表現すると、机はどこにある と言い出すと、机は教室にある となることが多いので、主語としても捉えることができて、これを主語主格と比べると主語主題とみることができる。本来的には、まず机があり、机が教室にある となるのであるが、この存在を表す文は主語主格が文頭に立つ前に場所の名詞が捉えられる。空間認識、ものへの順である。
日本語の表現に、~がある ~はある という二つの言い方があり、語の順序としてみると、~に~がある と言い、また、~は~にある と言えるのは、~には~がある と言うこと、~には~はある と言うことができて、*~がは *~はが と言うことはできないからである。~は の表現内容に、~が の働きをふくみもつとみる。
存在文の文頭に、名詞が を置いて語順を変えて言うことは日本語では可能である。それはおそらく、この言い方には、有り なに 人 、それで、人 あり どこに 伊勢の国 伊勢に 人 あり というふうに捉えていたから、それをまた、 人 伊勢にあり というふうに言うこともできたからである。人 を取りたてて、人は伊勢にあり。
日本語は中国語の漢字を取り入れて言葉にした。語順については熟語のままに受け入れているし、日本語の漢字による熟語を作り出すこともあった。主語をあとに置く語には、日常の漢字熟語の中に、 開花 降雨 積雪 出火 出血 停電 発芽 満潮 有人 立春 少量 多数 难题 無害 いずれも存現文の語順としてみることのできる熟語である。
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