語とは
語とはなにか。語と語彙の始まり。日本語学2020後期は語彙と意味について述べる。語を意味を前提にした単位とするので、意味についての扱いは後半にする。しかし、語は最小単位である、何についてか、意味の最小単位として、話が始まるので、意味そのものを述べない構造主義言語の出発点であり、意味はシンタクスにあるとするアメリカ流言語の捉え方は、それはやりやすくなる。そのはずだったが、実は語の最小単位に意味を当てるという説明は、その単位にさらに形態の論があるようになって、それを入れた捉え方で、語の分析をして形態素を音素で言い出すと、大体が混乱をする。音韻で言えば音節で分析してきた文字レベルが単音レベルを音素にする文字表記が異なる体系で国語を見るようになってくるからである。これまでも接頭語接尾語と言って語構成に語のレベルさらに分解することがあったが、いまや、語基と接辞に分解して仮名文字にローマ字分析が加わる。これを文法単位に表記で言えば仮名レベルで論理を作ってきている、その説明を聞いていたものが、ローマ字レベルで語を書くというならない表記に戸惑いがある。仮名で統一理解していたものを、表記で混ぜて仮名とローマ字で語を単位とする説明となる。仮名による国語、音素による機械分析と、分けることもないが、論理にとらえるのは形態論を入れてのことになって、そこに意味が前提となっている言語の捉え方の背景がある。
語と形態素は同じか。まったく異なると言ってよいのであるが、形態素を記号素とする文法理論があって、それに合わせた説明ができれば、語、形態素、記号素という循環になる。
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