日本語文法文章論 たたずまい
日本語文章に現れる主語主格を見てみる。
が格を捉えてみると、22文中に、5つである。
コラム天声人語、20140408による。
書き手のスタイルによることであるが、その、が格の少ない文章である。
主題主語を見ると、14文になる。
が格と、は助辞とが、出現していない文が4つ、ある。
それぞれで、1文中に、が格と、は助辞とが、2つ現れている例文があり、も助辞による文があるので、差し引きして文の数に見合う。
が格の例
エッセーがあって
大人が思う
議論がある
意思表示ができる
安倍氏が国民投票法を成立させた
主題主語~は の例文
子どもは大人を見て覚えていく
子どもは大人の〈その姿、その佇(たたず)まいを、後ろからしかと見ているのだ〉
子どもは大人が思う以上に鋭敏だ
与野党の話し合いは、中途半端な結果となった
憲法改正の国民投票には18歳以上に参加させる
民法上の成人年齢をどうするかは先送りという
飲酒や喫煙を含め、子どもとの線引きのあり方には多くの議論がある
とはいえ改憲の是非の意思表示ができると認めるなら、立派な成人として遇していいのではないか
見せる背中はまだ小さくても、急ぐことはない
大人でいる時間は長い
自民党は明文改憲に向けての法整備を優先したかったのだろう
安倍首相は条文は変えず、解釈だけを変えて集団的自衛権を行使できるようにするという
強行を重ねた当時の手法への反省は今いずこ
ごり押しの姿勢には佇まいも何もない
添加の助辞~も の例
佇まい、という言葉もいい
これにあわせて選挙権も18歳への引き下げをめざす
が格、は助辞、ともに出現しない文
ある辞書によれば、さりげなくかもし出される雰囲気をいう
見られるに値する佇まいをどうしたら獲得できるか、などと思い惑う時点で落第かもしれない
何歳からを大人とするか
ちぐはぐというか、あれもこれもの欲深さというべきか
天声人語
自民党のごり押し姿勢
2014年4月7日05時00分
哲学者の鷲田清一(わしだきよかず)さんに「おとなの背中」という短いエッセーがあって、味わい深い。やっていいこと悪いこと、生きるうえで大事なことを、子どもは大人を見て覚えていく。子どもは大人の〈その姿、その佇(たたず)まいを、後ろからしかと見ているのだ〉
子どもは大人が思う以上に鋭敏だという指摘に納得する。佇まい、という言葉もいい。ある辞書によれば、さりげなくかもし出される雰囲気をいう。見られるに値する佇まいをどうしたら獲得できるか、などと思い惑う時点で落第かもしれない
何歳からを大人とするか。与野党の話し合いは、中途半端な結果となった。憲法改正の国民投票には18歳以上に参加させる。これにあわせて選挙権も18歳への引き下げをめざす。だが、民法上の成人年齢をどうするかは先送りという
飲酒や喫煙を含め、子どもとの線引きのあり方には多くの議論がある。とはいえ改憲の是非の意思表示ができると認めるなら、立派な成人として遇していいのではないか。見せる背中はまだ小さくても、急ぐことはない。大人でいる時間は長い
自民党は明文改憲に向けての法整備を優先したかったのだろう。その一方で安倍首相は条文は変えず、解釈だけを変えて集団的自衛権を行使できるようにするという。ちぐはぐというか、あれもこれもの欲深さというべきか
安倍氏が国民投票法を成立させた7年前を思い出す。強行を重ねた当時の手法への反省は今いずこ。ごり押しの姿勢には佇まいも何もない。
が格を捉えてみると、22文中に、5つである。
コラム天声人語、20140408による。
書き手のスタイルによることであるが、その、が格の少ない文章である。
主題主語を見ると、14文になる。
が格と、は助辞とが、出現していない文が4つ、ある。
それぞれで、1文中に、が格と、は助辞とが、2つ現れている例文があり、も助辞による文があるので、差し引きして文の数に見合う。
が格の例
エッセーがあって
大人が思う
議論がある
意思表示ができる
安倍氏が国民投票法を成立させた
主題主語~は の例文
子どもは大人を見て覚えていく
子どもは大人の〈その姿、その佇(たたず)まいを、後ろからしかと見ているのだ〉
子どもは大人が思う以上に鋭敏だ
与野党の話し合いは、中途半端な結果となった
憲法改正の国民投票には18歳以上に参加させる
民法上の成人年齢をどうするかは先送りという
飲酒や喫煙を含め、子どもとの線引きのあり方には多くの議論がある
とはいえ改憲の是非の意思表示ができると認めるなら、立派な成人として遇していいのではないか
見せる背中はまだ小さくても、急ぐことはない
大人でいる時間は長い
自民党は明文改憲に向けての法整備を優先したかったのだろう
安倍首相は条文は変えず、解釈だけを変えて集団的自衛権を行使できるようにするという
強行を重ねた当時の手法への反省は今いずこ
ごり押しの姿勢には佇まいも何もない
添加の助辞~も の例
佇まい、という言葉もいい
これにあわせて選挙権も18歳への引き下げをめざす
が格、は助辞、ともに出現しない文
ある辞書によれば、さりげなくかもし出される雰囲気をいう
見られるに値する佇まいをどうしたら獲得できるか、などと思い惑う時点で落第かもしれない
何歳からを大人とするか
ちぐはぐというか、あれもこれもの欲深さというべきか
天声人語
自民党のごり押し姿勢
2014年4月7日05時00分
哲学者の鷲田清一(わしだきよかず)さんに「おとなの背中」という短いエッセーがあって、味わい深い。やっていいこと悪いこと、生きるうえで大事なことを、子どもは大人を見て覚えていく。子どもは大人の〈その姿、その佇(たたず)まいを、後ろからしかと見ているのだ〉
子どもは大人が思う以上に鋭敏だという指摘に納得する。佇まい、という言葉もいい。ある辞書によれば、さりげなくかもし出される雰囲気をいう。見られるに値する佇まいをどうしたら獲得できるか、などと思い惑う時点で落第かもしれない
何歳からを大人とするか。与野党の話し合いは、中途半端な結果となった。憲法改正の国民投票には18歳以上に参加させる。これにあわせて選挙権も18歳への引き下げをめざす。だが、民法上の成人年齢をどうするかは先送りという
飲酒や喫煙を含め、子どもとの線引きのあり方には多くの議論がある。とはいえ改憲の是非の意思表示ができると認めるなら、立派な成人として遇していいのではないか。見せる背中はまだ小さくても、急ぐことはない。大人でいる時間は長い
自民党は明文改憲に向けての法整備を優先したかったのだろう。その一方で安倍首相は条文は変えず、解釈だけを変えて集団的自衛権を行使できるようにするという。ちぐはぐというか、あれもこれもの欲深さというべきか
安倍氏が国民投票法を成立させた7年前を思い出す。強行を重ねた当時の手法への反省は今いずこ。ごり押しの姿勢には佇まいも何もない。
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