プログラム制
大学の科目選択のことで、プログラム制というのがある。
いつごろからか、大学の学生向けに、カリキュラムの編成のなかで作られてきている。
そもそも講座制というのが行われていたところに、コースが導入されて、いままたそれに加えてプログラムと言うようになってきた。
その名目は大学の科目履修をあなたの主体において選ぶことができるというらしいが、どのように単位取得して卒業するかの自由選択はこれまでも行われていた。
学科と専攻の所属は選び取るものであり、そこに用意された科目において自由に受講することがあって、学部という枠組みにあったのである。
学部と学科の構成が教員と学生定員によって決められるとしていたが、その学科をコースにしてそれまでの専攻を選択幅として広げるようになった。
コースはそもそも何かとなると、大学の専攻の一つの形態であった。
講座が決められていたように、コースにも学科の派生また融合という、学際的な処置により科目が定められたが、本来のコース制は科目単独にあらわされる専門のことであったはずなのだが、講座の定員を割り振るためにコースにおける専攻に変えたようなものであった。
そこに、コアカリキュラム、スキルカリキュラム、自由カリキュラムなど様々なコースが作られるようになった。
プログラム制は2008年、2009年あたりにスタートさせている大学を見る。
次の白書には、アメリカに始まったプログラム学習を例に、1980年代からの機械学習、ティチングマシンの方法に及ぶ。
そのプログラムを大学カリキュラムに及ぼしたものであろうか。
文部科学省の白書に、プログラム学習がある。
我が国の教育水準、昭和39年度、編集者・監修者、文部省調査局である。
プログラム学習 - 文部科学省
www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/.../hpad196401_2_034.html
>
第2章
教育内容の充実と能力の開発
6 教育方法
(2) プログラム学習
いっせい授業のもとでは,学級の多くの生徒は教師の講義を真に理解していない場合が少なくない。プログラム学習とは,このようないつせい授業の効率の悪さに対する反省の上に立つて,ひとりひとりの生徒に学習を成立させることを目標として生み出された新しい教育方法である。
この方法は学習者に学習のプログラムを示し,それに従ってひとりひとりが,その能力差,個人差に応じてそれぞれの早さで,あるいはそれぞれ異なった過程をふみながら学習していくことをその特色としている。
プログラムは単純な問題(ステップ)に分析し,児童生徒の能力に応じてそのステップの解答,訂正を継続していくことによって学習事項を理解されるようにつくられているものである。このプログラムは,いわゆるティーチンダマシンによって提示される。したがつて,プログラム学習は,次にみる語学ラボラトリーとともに人と機械との一体化(機械による自己学習)ということが特徴である。
こういうプログラム学習の研究が始められたのはアメリカにおいてであるが,全米教育協会の調査によると,1956年当時には,授業の一部にこれを採用していた学校は,小学校,中等学校ともわずか5%にすぎなかつたのが,1961年には,小学校15%,中等学校13%に増加し,2~3年後には約半分の初等・中等学校が,プログラム学習を採用するにいたるであろうと予想されている。
わが国では,1960年にプログラム学習とティーチングマシンが紹介され,それ以来,その研究が始まり指導方法や使用する機械についていろいろなくふうが試みられている。
このようにアメリカに始まったプログラム学習の研究は,ここ数年来学習指導のあり方に大きな変革をもたらすであろうとして,ヨーロッパ諸国,ソビエト連邦,またはアフリカやアラブ諸国などの低開発国における教員や教育行政にたずさわる人々の間に大きな関心と論議を呼んでいる。
しかしながら,プログラム学習は,まだ研究・実践が始められて日が浅く,よいプログラムの作成などさまざまの問題があるが,将来は能力に応ずる教育方法の一つとしての役割を果たしていくものとして注目されている。
プログラムの語につき、その説明をコトバンクでみる。
以下コトバンクからの引用。
ナビゲート ビジネス基本用語集の解説より。
>米国の心理学者スキナーが提唱した学習指導方法でオペラント条件付けの原理を応用したもの。 学習の到達目標に至るまでのステップを小刻みに設定し、学習者の反応に対して即座にフィードバックを行いながら、学習者に適したペースで指導を行っていく、という指導法。
デジタル大辞泉より。
>プログラム‐がくしゅう 〔‐ガクシフ〕 【プログラム学習】
《programmed learning》心理学で、小刻みに分割された学習内容を系列化し、段階ごとに、学習者の積極的な反応を強化させながら、学習の目標値に確実に到達できるように配慮された学習方法。
デジタル大辞林より。
>プログラムがくしゅう【プログラム学習】
学習者に一連のプログラムを与えて,それに従って自己のペースで個別に学習を進める学習方式。
世界百科大事典より。
>世界大百科事典内のプログラム学習の言及
【教育工学】より
…コンピューター利用教育)の開発が盛んである。これは学習過程に応用した場合,あらかじめ学習プログラムを入れておき,細かいステップごとの反応を即座に評価して次の指示を与えていくことによって学習の最適化をもたらそうとするものである(プログラム学習)。このように教育工学の応用は,同時に多くの者の個別学習が指導できるという利点がある。…
いつごろからか、大学の学生向けに、カリキュラムの編成のなかで作られてきている。
そもそも講座制というのが行われていたところに、コースが導入されて、いままたそれに加えてプログラムと言うようになってきた。
その名目は大学の科目履修をあなたの主体において選ぶことができるというらしいが、どのように単位取得して卒業するかの自由選択はこれまでも行われていた。
学科と専攻の所属は選び取るものであり、そこに用意された科目において自由に受講することがあって、学部という枠組みにあったのである。
学部と学科の構成が教員と学生定員によって決められるとしていたが、その学科をコースにしてそれまでの専攻を選択幅として広げるようになった。
コースはそもそも何かとなると、大学の専攻の一つの形態であった。
講座が決められていたように、コースにも学科の派生また融合という、学際的な処置により科目が定められたが、本来のコース制は科目単独にあらわされる専門のことであったはずなのだが、講座の定員を割り振るためにコースにおける専攻に変えたようなものであった。
そこに、コアカリキュラム、スキルカリキュラム、自由カリキュラムなど様々なコースが作られるようになった。
プログラム制は2008年、2009年あたりにスタートさせている大学を見る。
次の白書には、アメリカに始まったプログラム学習を例に、1980年代からの機械学習、ティチングマシンの方法に及ぶ。
そのプログラムを大学カリキュラムに及ぼしたものであろうか。
文部科学省の白書に、プログラム学習がある。
我が国の教育水準、昭和39年度、編集者・監修者、文部省調査局である。
プログラム学習 - 文部科学省
www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/.../hpad196401_2_034.html
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第2章
教育内容の充実と能力の開発
6 教育方法
(2) プログラム学習
いっせい授業のもとでは,学級の多くの生徒は教師の講義を真に理解していない場合が少なくない。プログラム学習とは,このようないつせい授業の効率の悪さに対する反省の上に立つて,ひとりひとりの生徒に学習を成立させることを目標として生み出された新しい教育方法である。
この方法は学習者に学習のプログラムを示し,それに従ってひとりひとりが,その能力差,個人差に応じてそれぞれの早さで,あるいはそれぞれ異なった過程をふみながら学習していくことをその特色としている。
プログラムは単純な問題(ステップ)に分析し,児童生徒の能力に応じてそのステップの解答,訂正を継続していくことによって学習事項を理解されるようにつくられているものである。このプログラムは,いわゆるティーチンダマシンによって提示される。したがつて,プログラム学習は,次にみる語学ラボラトリーとともに人と機械との一体化(機械による自己学習)ということが特徴である。
こういうプログラム学習の研究が始められたのはアメリカにおいてであるが,全米教育協会の調査によると,1956年当時には,授業の一部にこれを採用していた学校は,小学校,中等学校ともわずか5%にすぎなかつたのが,1961年には,小学校15%,中等学校13%に増加し,2~3年後には約半分の初等・中等学校が,プログラム学習を採用するにいたるであろうと予想されている。
わが国では,1960年にプログラム学習とティーチングマシンが紹介され,それ以来,その研究が始まり指導方法や使用する機械についていろいろなくふうが試みられている。
このようにアメリカに始まったプログラム学習の研究は,ここ数年来学習指導のあり方に大きな変革をもたらすであろうとして,ヨーロッパ諸国,ソビエト連邦,またはアフリカやアラブ諸国などの低開発国における教員や教育行政にたずさわる人々の間に大きな関心と論議を呼んでいる。
しかしながら,プログラム学習は,まだ研究・実践が始められて日が浅く,よいプログラムの作成などさまざまの問題があるが,将来は能力に応ずる教育方法の一つとしての役割を果たしていくものとして注目されている。
プログラムの語につき、その説明をコトバンクでみる。
以下コトバンクからの引用。
ナビゲート ビジネス基本用語集の解説より。
>米国の心理学者スキナーが提唱した学習指導方法でオペラント条件付けの原理を応用したもの。 学習の到達目標に至るまでのステップを小刻みに設定し、学習者の反応に対して即座にフィードバックを行いながら、学習者に適したペースで指導を行っていく、という指導法。
デジタル大辞泉より。
>プログラム‐がくしゅう 〔‐ガクシフ〕 【プログラム学習】
《programmed learning》心理学で、小刻みに分割された学習内容を系列化し、段階ごとに、学習者の積極的な反応を強化させながら、学習の目標値に確実に到達できるように配慮された学習方法。
デジタル大辞林より。
>プログラムがくしゅう【プログラム学習】
学習者に一連のプログラムを与えて,それに従って自己のペースで個別に学習を進める学習方式。
世界百科大事典より。
>世界大百科事典内のプログラム学習の言及
【教育工学】より
…コンピューター利用教育)の開発が盛んである。これは学習過程に応用した場合,あらかじめ学習プログラムを入れておき,細かいステップごとの反応を即座に評価して次の指示を与えていくことによって学習の最適化をもたらそうとするものである(プログラム学習)。このように教育工学の応用は,同時に多くの者の個別学習が指導できるという利点がある。…
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