日本語論50 岐路に見るべきは
日本語論は言語現象にある日本語の個別の論議である。日本語を言語にとらえる論は学説として見るか学的体系また大系の議論である。その組織か、大系における全体を見るか、日本語学としての要求となる。日本語研究にはそれを要求するものがあるとして、日本語の研究はその名称から国語の伝統を超えようとするものであろう... 続きをみる
日本語論は言語現象にある日本語の個別の論議である。日本語を言語にとらえる論は学説として見るか学的体系また大系の議論である。その組織か、大系における全体を見るか、日本語学としての要求となる。日本語研究にはそれを要求するものがあるとして、日本語の研究はその名称から国語の伝統を超えようとするものであろう... 続きをみる
日本語論にとっての平成のできごとを見ると、文法論と、語彙研究の分野でトピックがたつ。前者については、モダリティー論が日本語学でさかんに行われた時である。後者については、国語語彙史の研究第一集、1980年5月17日発行、この第5集の時ぐらいに、国語語彙の、語義変化と意味関係 前田富祺 が、示されて、... 続きをみる
ひりひりする時間が経過する。青と白では見た目にも勢いがちがう。1点を取られてますますパス回しにボールのキープが違ってくる。いま、長谷部選手が交代でが入った。作戦通りなのだろうけれど、采配がこの試合でどう現れたか。日本からのシュートが相手陣地に出ない。ボール回しで5分近くも動かない。チームプレーの指... 続きをみる
雑誌、日本語論の創刊は前後10年して画期にあったと、そのことを日本語学10年でとらえる。タイトルでは、なにも日本語学を事始めにする、いつからであったとするかを解決するものではない。1982年11月に明治書院が創刊号を出して、1993年11月に、この日本語論が創刊をしている。そして2005年、日本語... 続きをみる
国語から日本語へと、その緩やかな変化は平成時代の出来事であった。画期となる国語の学界名称を日本語学へと変えたのは、国語学会から日本語学会へ、2005年発行日付をもって、日本語の研究となった。平成の半ばに変化を作ったと歴史事実には時日を記録することになる。それを10年少しさかのぼる、日本語論の、雑誌... 続きをみる
2000日の記録である。年にして6年半ば近くになるか。2013年からgooブログにそれこそ、ログがある。その数はおよそ5600を超えて、書き綴っている。アクセス解析で、日毎に200から400になる訪問があり、ページについては700から1500ぐらい、一日あたりである。これはまた、閲覧数の合計は14... 続きをみる
連載記事に、江戸ことばと古川柳の面白い一文がある。古川柳研究会、佐藤要人、リレー連載第5回。江戸ことばを、江戸方言から書く。関東弁である。市ヶ谷を、いちがえ、熊谷直実は、くまがえなおざね、露月町は、ろうげつちよう、千住は、せんじ、大工は、でえく、大根は、でえこ、牛蒡は、ごんぼう というふうに、訛り... 続きをみる
明治、大正、昭和の世代をローマ字略号でM、T、Sのように並べる、それが大正生まれの、大正時代の世代は軍国と戦争世代となるから、大正天皇の在位によって、短いという意識を持つ時代になるが、じつは昭和前半までの重要な時期でもある。明治から昭和前半までを約70年、一区切りにしている。大日本帝国である。する... 続きをみる
史記、内平外成、内平らかに外成る。 書経、地平天成、知平らかに天成る。 天地ともに平和が達成される事 第125代 明仁 あきひと 昭和8年(1933年)12月23日(84歳) つぐのみや 継宮 昭和64年(1989年)1月7日 30年113日になるか 第124代昭和天皇 第一皇男子 まだし平成時代... 続きをみる
膠着語と屈折語を対照すれば、語の単位に語と語基、語と接辞のように語構成を見ると分かりよい。語の成立には語基が単独の形式で意味を持つ、語基に接辞がついてまとまった意味を持つ、というように自由形式と結合ⓙ形式を分析することになる。語基となる形式は語の形式で変容するものを、活用変化するもの、屈折変化をす... 続きをみる
日本語論3月1884 には、読み切り連載に、日本の対外言語戦略を考える 鈴木孝夫 がある。鈴木氏の持論である国際語としての日本語のありようである。国連の公用語になるか、ならないか、なぜなれないか、という議論を追っていくことになるが、その対外戦略の基本に置くのが英語教育の礼である。鈴木氏の言語政策に... 続きをみる
形態文法の形態には意味がある、形式と意味の関係であるから、言語記号の考え方の基本となるもの、前提である。自由形式、結合形式のとらえかたにも、自由であるのは意味単位として成立すること、結合するのは、その単位に付属する意味内容となる、文法法則をとらえる形態論と統語論の意味の単位を知らなければ、形態はと... 続きをみる
学習文法を学習ステップにある学習項目と捉えていくと、新しい文法事項にステップアップするとすれば、それは学習段階と教授法にかかわってくる。文法翻訳法の教材はその課に提出される教科書本文の文章によっているので、その学習文法項目がその提出順序に従うことになる。書き言葉の文法は読解、翻訳のために文法項目が... 続きをみる
しろん・じろん 第5回は、あいさつのことば で、なさい ください を話題にする。挨拶の言葉はどのように議論しても解決がつかないが、それはあいさつだからである。コラムの筆者は著名な国語学者、辞書の編集主幹であり、助動詞の相互承接の博士論文をものした方である。ごめんなさい ごめんください について免ず... 続きをみる
日本語学習に文法を教えるか、英語学習に文法を学んできたわたしたちには、中国語学習、韓国語学習にそれぞれ文法を学ぶことをするようである。それはごく普通のこととしているから、語学に文法習得を必須と考える。それは当然であるとして、その文法のとらえ方にある。外国語としての英語、中国語、韓国語にそれぞれ文法... 続きをみる
1994年2月10日伝票が、書店の発行で納入のもの、挟み込んであった。このころは、国立大学の教官になって平成をスタートしていたのだから、わたしにとってのデキゴトロジーはどうであったろう。業績によって見ることになるが、人と会う、人に会う、その論を書いている。あるいは日本語会話集、ポルトガルローマ字綴... 続きをみる
映像の世紀は独裁者をテーマに時代に歴史を描いた。プレミアムになってオンエアーがあった。独裁者3人の狂気と、タイトルがあり、テーマにするのは、狂気である。映像は歴史資料というか、編集されていたので、3人がかかわりあった時代の様子が見えた。狂気は天使の顔と悪魔の顔をともに持ち合わせたということである、... 続きをみる
日本語論3月1994、特集は、平成のデキゴトロジーである。何が起こったかこの5年とある。社会政治から出版メディアまで11のジャンルにわたる。1989年1月から始まった、昭和64年は、天皇崩御をもって、7日で終わった。元号が変わり、8日から平成となった。いま、その時代は平成30年に天皇退位のことが決... 続きをみる
日本語論39 語源、語誌、借用語 日本語の言語体系にある、語彙について、漢語を他の言語体系から加わった単語とすると外来語であることになる。しかし、発音のままに漢字語としていない。文字をそのままにして借用をしている。他の言語、外国語である漢語を日本語にしたので、漢字を用いた語には中国起源の言葉という... 続きをみる
最高賞のパルムドール、1939年から1954年までは最高賞をグランプリ Grand Prix du Festival International du Film が、1955年に、パルム・ドール、黄金のシュロ、デザインはジャン・コクトー、を正式名称としているそうである。そのパルムドール賞に輝いた、... 続きをみる
日本語論38 語源、語誌 語源について、はなす を考えたことがある。話す、と表記し、語る という語に入れ替わる現象が、日本語の、語、話、そして、言を文字とすることばである。説ということばも 文字によって、話すことであったのであろうが、説話というジャンルにして取り入れたこともあり、説よりも、話とな... 続きをみる
日本語教育の文法16 学習文法5 話し言葉 話し言葉を学習するステップには、です、ます、と文体でとらえる語末の言い方から始まる。tabemasu mimasu という語形が、文の中でとらえられる。pan-o tabe-masu terebi-o mi-masu 日本語の話ことばに文体を分け... 続きをみる
日本語教育の文法15 学習文法14 直示 文法は規則である、その規則とは、どのようなものか。学習者にまず意識される日本語は漢字表記のことであろう。では、日本語文法は、日本語教育ではじめにとらえられるのは、指示し、関係をとらえる言葉である。これ それ 指示代名詞と呼ぶ、国語では、こそあど言葉のこ... 続きをみる
学習文法の立場でいえば、日本語習得に効果的な文法であることがのぞまれる。日本語に文法という規則があることを実用的に覚えていくことが大切である。語形変化は名詞の格変化のように動詞との関係で助辞を学習する。日本語特徴の第1ステージで、母語と対照しながら、文の意味をとらえていく。主格ガのことは、主語とな... 続きをみる
日本語の語源には音義説ということがある。ことというのは、一音一義説として日本語の音はそれぞれ固有の意味を持っているとする捉え方で、50音図にわたって日本語を説明しようとした。したがって、>各行に意義ありとする一行一義説は平田篤胤,鈴木重胤など,各音に意義ありとする一音一義説は橘守部,堀秀成などと,... 続きをみる
語源の探求という、語源学を明らかにしたのはエッセイの著者、吉田金彦氏である。語源探求はその研究会の著作名となっていることは日本語論35に紹介をした。語源学は、こうして、よくもわるくも1981年から2008年までの軌跡である。国語学と語源学は、おかしな喩えでいえば、同族嫌悪もっとすすめて忌避しあうよ... 続きをみる
学習文法として文法項目を上げると、初級での文型教育に基づいて、ステップに5つの段階を考える。日本語を学習者の母語と対照して日本語の特徴になる事柄であるが、項目の代表にして次のようになる。日本語の基本文型、文法機能の助辞、動詞の活用、重文、テンス、アスペクト、態、複文、やりもらい、そして敬語法を学習... 続きをみる
整理をしていたら、古いガリ版刷りの用紙と印刷で、昭和60年11月17日、語源研究会の案内があった。第8回日本語語源研究会発表会とある。場所は名古屋国際センターである。わたしはそのころの勤務地で、豊橋から名古屋に出て参加している。発表原稿と討議資料8、1985年11月と、パンフレットにしている。この... 続きをみる
日本語を学習してすぐにも、文型を習得する段階で日本語形式にある語順と文体のことに学習者は注意をするようになる。それは文型にさらに表現いくつかを加える動詞と名詞の関係である。名詞があってそれを動詞で表現内容を言い出すと、そこには名詞の形式が習得されることになる。主語を示す接辞を 名詞ガ として動詞と... 続きをみる
日本語論34 語源のこと、字源のこと 20180608 語源の概念について、日本語では、字源がある。しかし、この語は学習用のものと、文字の本来を示す漢字についてのものとがある。漢字の字源は文字すなわち語についての解説となる。字通に白川学説がある。字源そのものを、源字を例にとれば、次のようである... 続きをみる
日本語の文法論に形態論を用いて議論をすると、それは統語論になる前に、とくに日本語教育の文法に援用しているものであるから、この議論は行き着くところ、品詞論の再構築かい、と言われてしまった。そうとしか見えない、そうなるべく議論をしていることではあるので、その物言いは否めない。しかし、それは、実は大違い... 続きをみる
日本語論33 語源の語源 20180607 語源は語の由来をたずねる。語の来歴を知る。語源にその語の発生を知る。語源についての語源を考えると、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説によれば、語源etymology 個々の単語のいちばん初めの音形と意味、と、いうふうになるので、もともとでは日... 続きをみる
ぼけをまくのは、わたしか、1日に一つ二つ、いや自覚してのこととそうでないこととがあるかもしれないから、老いることは楽しいこととなるか。仕事していてもこれまではボケてなかったとは言い切れないから、人間脳にはそれなりだろうと思う。なににぼけているか、いまのところは思い込みによる時と処と、それもたいてい... 続きをみる