2013年1月のブログ記事

  • 安心できる、安心できない

    日本語誤百科 747 安心できる品質 を、例題にしている。安心できないことを、品質が持っているなら、こういう表現も成り立つが、前にそういうことがないなら、以前に不安がないなら、こういうのはおかしいと説明する。優れた品質 と言えばよいとする。この表現のどこがおかしいか、誤りか、ふと安心するという語の... 続きをみる

  • 社会性の成長または発達

    日本語誤百科 746 社会性が成長しきれていない を、例題にしている。社会性がある 社会性がない ということができるが、成長 は使えないとして、社会性が発達しきれていない と言うとよいと、解説している。社会性がある と使うためには、誰かについて、何に、という表現内容があるはずだから、その青年に社会... 続きをみる

  • 思ってございます

    日本語誤百科 731 思ってございます を、例題にしている。思っている のであって、思ってある と言っているのではないことから、思ってございます のように言うのが正しくないとする。思っております というのは、よい。部屋は掃除してございます が、言えるのは、掃除してあります を、もとの形で言えるから... 続きをみる

  • 背中から刺す、背中を刺す

    日本語誤百科 732 背中から刺す を、例題にしている。背中から腹まで を表現の成立にみる。背中を刺した とも確かに言える。しかし、背後に近づいた場合は、背中から刺す とは言えないと説明している。背後からの意味には、背中から刺す 、などに対して、後ろから刺す というべきだとする。背中を刺す が、正... 続きをみる

  • いっかく せんきん

    日本語誤百科 745 一攫千金をつかむ を、例題にしている。一攫 いっかく は、一獲 とする。解説は、獲 と、つかむ を同語反復としている。気になるところ、この文字に書き換えるのは、制約があってのことだろう。たしかに、一攫千金を夢見る、などの使い方で、一掴みにした金子をイメージするところだから、一... 続きをみる

  • 現代日本語百科のこと

    ひとむかしまえなら、本にこう書いてあった、ということが、いまでもそうではあるけれど、ネットで調べるとこうだった、ということが、ふつうになってきた。 ふつうになってきたというのは、いままでにプラスしてということになろうか。ネットで検索できることが、さらに、そのホームページに記載されたことが、また、本... 続きをみる

  • iPhoneから投稿

    ブログのアクセス解析があって、閲覧数を見せてくれるのだけれど、その数字が100を超えました。 初めてだったのですが、多くの方が見えていて、お礼をもうします。ありがとうございます。 拙いことを書き綴っているのをお許しください。 そして、ランキングの数字がこれも20000いくつとかでびっくりしました。... 続きをみる

  • 日本誤百科があった

    現代日本語百科ならぬ「現代日本『誤』百科」はコラムの連載が始まって744回まで数えて、1000回を目指す勢いであるが、となると、そのぶん、語ならぬ誤があったことになるが、つまりはとどまるところがない、ということだろう。いま、こうして書く日本語にも多くの間違いはあるだろうから、それは正用と誤用という... 続きをみる

  • 欠航、または欠航が決まっています

    日本語誤百科 744 欠航または欠航がきまっています を、例題にしている。注意がいるのは表題にしたように読点がある場合であって、解説は読点がないので、欠航または欠航 について、おかしいとするのはその通りだろう。そこで、さらに、欠航または遅延が決まっています ならば、よいというが、これもよく読んでい... 続きをみる

  • 4次元の世界、異次元

    日本語誤百科 743 四次元の世界 を、例題にしている。異次元 といっても同じだとする。それは空想の世界だから、だそうだが、現実の世界に対する次元が違う世界はいくらでもあるとか、数学のことと、物理世界のことと、想像世界のこととが、ごちゃごちゃしている。語彙のありようは、次元、一次元、二次元、三次元... 続きをみる

  • 自分の居場所で、居場所に

    日本語誤百科 742自分の居場所で災害が起こる を、例題にしている。いばしょ と読むか。居所 と同じような意味だとする。これも、いどころ と読むか。居場所はいいが、居所となると、きょしょ、という読み方があり、居処と書いたりした。居場所は、狭い空間をさし、災害が起こるのは、広い範囲の地域を指す居住地... 続きをみる

  • 世界から狙われる、世界に狙われる

    日本語誤百科 741 世界から狙われる を、例題にしている。世界が人を狙う 人が世界から狙われる という変換で解説する。この場合も、人が世界に狙われる のが良いとする。すると、世界に狙われたのは誰か。そしてさらに、狙われる という受け身を使うなら、世界中のチームに狙われる とすべきであるとする。世... 続きをみる

  • 破局原因、破局の原因

    日本語誤百科 740 会えないのを破局原因に挙げる を、例題にしている。の を入れるか入れないか、複合語のつくり方を、必然的結びつきのある言葉を組み合わせることは難しいようだ、とする。例としては、病気原因 失敗原因、または、工事結果 映画結末など。しかし、失敗原因 工事結果 は言えそうだ。例題はし... 続きをみる

  • さまざまの人材を織り交ぜる、それは

    日本語誤百科 739 さまざの人材を織り交ぜる を、例題にしている。模様を織り混ぜる、という意味だと解説し、物事に別のことを組み入れるようにとらえて、自分の経験などに使えるとする。物事なら良い、ところが、人間は、織り交ぜるのように使えないとして、人材を協同させる とでも言うべきだ、と結ぶ。この説明... 続きをみる

  • まっすぐさ、すぐさ、すぐ、だね

    日本語誤百科 738 まっすぐさ を、例題にしている。まっすぐさ とは言えない、言うのは 軽快さ うつくしさ などの程度の違いがある場合で、それに比べて、程度の違いがないからだと解説する。形容動詞と名詞からのナノ変換による修飾の内容をとらえることになるが、はたして、まっすぐさ には、名詞化した語感... 続きをみる

  • 負けても全然な感じ、負けても全然、な

    日本語誤百科 737 負けても全然な感じ を、例題にしている。全然 が副詞であるので、全然な のように、形容動詞としては使えないので、正しくないとする。全然です という答え方があるなら、これは副詞か、形容動詞か、名詞か?はっきりです、たぶんです、とてもです、という語法を説明することになると、この漢... 続きをみる

  • うだつが上がらない投球、うだつの と

    日本語誤百科 734 うだつが上がらない投球 を、例題にしている。うだつが上がらないのは、人のことだから、投球 になるのはおかしいという説明だ。うだつ が、人間の待遇を表すということか。それなら、このままでよくわかるのに、この表現を言い換えるならば、威力のない投球 というと、よいとする。うだつがあ... 続きをみる

  • 遅きに逸する、遅きに失する

    日本誤百科というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語珍百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょうに、ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって感謝いたします。 日本語誤百科 736 遅きに逸す... 続きをみる

  • 吹奏楽の音色が響く、のは、管楽器

    日本誤百科というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語珍百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょうに、ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって感謝いたします。 日本語誤百科 733 吹奏楽の音... 続きをみる

  • その日から十年後

    日本誤百科というコラムに、日本語新百科をこしらえようとして、日本語はどうなっているかと、日本語珍百科を書いてしまいました。コラムの著者には解説を簡潔に書いていくという制約があるでしょうに、ご苦労を思いつつ、このようなブログを書くきっかけをくださって感謝いたします。 日本語誤百科 735 その日から... 続きをみる

  • カリスマ的大ヒット、カリスマとなる

    カリスマ的大ヒット は、717になる。このカリスマは、カリスマになったような人が起こした現象をさしているのではないか。 カリスマを超人的な資質、ひいては、そのような人間、たぐいまれな魅力を持つ、その人をさすというのはよいとしても、果たしてそのように使うとは限らない。さらに、大ヒットは人間ではないか... 続きをみる

  • 変わった というのは、否定的か

    変わった奇特な人 716で説明するところでは・・・ 変わった は、否定的な意味合いとして使われる。 奇特な は、肯定的な意味合いとして、とても優れているとなるのが、現在の用法であるそうだ。 そこでこの組み合わせは矛盾して適切ではない、というようだ。 奇特な を、否定的ととらえても、同語反復となる、... 続きをみる

  • 日本語新百科

    久しく中日新聞のコラムに日本誤百科というのが連載され700回を数える。 いつもコラムを読んで、なるほどと思う一方で、日本語はそうなっていないなぁと考え込んでしまう。 限られた字数の筆者にとっては、いろいろと説明を尽きせずに行いたいところだろうけれど、それは制約のあることとして、ここにいささかの意見... 続きをみる